中学公民「世界貿易機関(WTO)」

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中学公民「世界貿易機関(WTO)」についてまとめています。世界貿易のルールづくりを行うのは、 世界貿易機関(WTO)です。今の現状や課題をふまえながら学習していきましょう。それでは、中学公民「世界貿易機関(WTO)」です。

世界貿易機関のしくみ

貿易の世界経済における役割は、とても大きい。各国の貿易の自由化を進めるためには、世界共通のルールをつくり、そのルールに従って貿易を行う必要がある。このルールをつくる機関が世界貿易機関(WTO)である。

発足 1995年1月に発足。
関税と貿易に関する一般協定(GATT)が解 消してから、引きつぐ形で発足した。
目的 世界貿易の自由化を進めること。
貿易に関する多国間の紛争処理も行う。
加盟国 153の国と地域
議決 最高議決機関は、全加盟国の閣僚会議。
少なくとも2年に1度開かれる。
新多角的貿易(新ラウンド) 貿易自由化のためのルールづくりの場。
現在、各国の主張が対立。
  • アメリカ・オーストラリアなどの農産物輸出国の主張…農産物の輸出をもっと自由化すべき
  • 日本やEU諸国のような自国の農業を守りたい国の主張…一気に農産物の自由化をすべきではない
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ポイント

  • 世界各国の貿易の自由化を進めるためのルールをつくる機関が世界貿易機関である。
  • 世界貿易機関は、アルファベットでWTOと略称される。
  • 世界貿易機関は、関税と貿易に関する一般協定 (GATT)をより強化したものになっている。
  • 2001年、カタールのドーハにおける WTO閣僚会議で新多角的貿易交渉(新ラウンド)の開始が合意され、世界貿易の新しいルールづくりが行われている。
  • 2001年に、中国が世界貿易機関に加盟し、人口約13億人の巨大市場が、世界共通の貿易ルールのもとに組み込まれるようになった。

その他の経済機関

  • GATT…関税と貿易に関する一般協定(GATT)」は、原則として関税以外の貿易障壁を禁止し、関税を交渉によって引き下げ、貿易の自由化を実現しようとする協定であった。1948年発足、「自由・無差別・多角」の原則に基づく、自由貿易拡大が目的 (IMF・GATT体制)。
  • ウルグアイ・ラウンド…1986年に始まった (多角的貿易交渉)は、1994年に宣言を採択して終結した。農業、知的財産権(知的所有権) の保護サービス貿易のルールづくりが交渉の対象。また、WTOの設立が決定。
  • 北米自由貿易協定(NAFTA)…1992年に、アメリカ、カナダ、メキシコの3か国による北米自由貿易協定(NAFTA)が結ばれ、自由貿易圏が新たに生まれた。これを南米やカリブ海諸国にまで広げる米州自由貿易地域(FTAA)の発足も検討されている。

WTO 練習問題

輸入や輸出について国際的なルールを定めたり、輸入や輸出をめぐる紛争を解決したりしている国際連合の関連機関を何といいますか。

解答

世界貿易機関

その他 国際政治

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