中1理科「地層のでき方」海の深さと堆積物の関係

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中学1年理科。今日は地層のでき方について学習します。海のどんな場所にどんな堆積物が積もるのかを見ていきましょう。

土砂の堆積

陸地から海や湖に流れ込む土砂は、れき、砂、泥が混ざったものです。

  • れき…粒の直径が2mm以上
  • …粒の直径が2mm~0.06mm
  • …粒の直径が0.06mm以下

集気びんに土砂と水を入れ、しばらく放置すると、粒が大きく重いれきが一番下に早く沈み、その上に砂、そして一番上に粒が小さい泥が堆積します。

粒の大きさによって堆積するスピードが変わってくるのです。

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海や湖での体積の仕方

粒の大きさが異なりますので、水の中での体積の仕方に違いが見られます。

堆積の仕方

  • れき
    粒が大きく重いので、海岸近くの浅い場所に堆積します。

  • れきよりも粒が小さいので、少し沖合まで運ばれ堆積します。

  • 一番粒が小さく、流れが激しい海岸近くには堆積しません。濁りとなって遠くまで運ばれ、沖合の深い場所で堆積します。

地層から海の深さを推理

堆積物の粒の大きさが異なる、れき、砂、泥は堆積する場所が決まっています。したがって、地層の粒の大きさを見れば、海の深さがどうであったかを推理することができるのです。

下図のような地層があったとしましょう。堆積物の積もり方で、海の深さがどのように変化したのかを考えてみましょう。

地層

地層は、下のあるものの方が古い地層です。上の図の破線の中の地層で言うと、泥の層が一番古い地層です。その上に砂の層が堆積し、一番新しい地層がれきの地層になります。

一番下の古い層の泥は、海の深い場所で堆積する地層です。つまり最初は沖合などの深く、流れが穏やかな場所だったと推測できます。

それに対して、一番上の新しい地層はれきです。海岸近くの浅い場所で堆積する地層です。以上から推測できることは次の通りです。

  • 海水面が下がり、沖合から海岸近くの浅い場所に変化した。
  • 土地が隆起し、沖合から海岸近くの浅い場所に変化した。

どちらかの大地の変化が起こったことが推理できます。

上の地層とは逆に、下かられき、砂、泥の地層が堆積している場合は、次のことが推測できます。

  • 海水面が上昇し、海岸近くの浅い場所から海の沖合などの深い場所に変化した。
  • 土地が沈降し、海岸近くの浅い場所から海の沖合などの深い場所に変化した。

地層を見ることで、海や湖の深さがどうなったのかまで推測することができるのですね。

地層のでき方 練習問題

  1. 粒の直径が0.06mm以下の堆積物を何というか。
  2. 海の海岸近くの浅い場所に堆積するのは、れき、砂、泥のうちどれか。
  3. 地層は上に積もっているものと、下に積もっているもののどちらが古いか。
  4. 集気びんに土砂と水を入れ、振った後しばらく放置しておくと、れきの層が一番下にできた。その理由を粒の大きさに注目して簡潔に答えよ。
  5. 下から上に泥、砂、れきの地層が堆積している場所の海の深さは、次第にどうな多ことが推測できるか。ただし、地層にしゅう曲などはなく、地層の逆転は起きていないものとする。

解答

  1. れき
  2. 下に積もっているもの
  3. 粒が大きく重いから。
  4. 海の深さは次第に浅くなっていった。
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