実験器具の使い方 上皿てんびんと電子てんびん

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実験器具に関する出題も、定期テストや高校入試でよく登場します。今回はその中でも、質量をはかる上皿てんびんと電子てんびんの使い方について学習します。

質量と重さ

質量とは、物質そのものの量を表すもので、[g][kg]を使って表します。日常生活では、「重さ」と同じように使われますが、理科では厳密に分けて考えます。

  • 質量物質そのものの量。
    [g]や[kg]で表す。
    測る場所によって変化しない。
    上皿てんびんや電子てんびんで測る。
  • 重さ物体にかかる重力のこと。
    [N]で表す。
    重力によって変化する。
    ばねばかりで測る。

実際に、理科の授業では、上皿てんびん電子てんびんを使って質量を測定します。今日は、この2つのてんびんの使い方をマスターしましょう。

上皿てんびん

質量をはかる器具上皿てんびん。まずは、各部の名称を下の図で覚えてください。

上皿てんびん

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上皿てんびんの使い方

上皿てんびんは、水平な安定した台の上で使います。操作手順は次の通りです。

  1. 両方のうでに、同じ番号の皿をのせる。
  2. 指針が目盛りの中央から等しく振れるように、調節ねじ回して調節する。
  3. 右利きの場合、重さをはかりたい物体を左の皿にのせる。
  4. はかりたいものより少し重いと思われる分銅を右の皿にのせる。
  5. 分銅が重すぎたら、その次に重い分銅にとりかえる。
  6. 指針が目盛りの中央から左右に等しく振れたらつり合ったといえる。

一定量の薬品をはかりとるとき

今度は、上皿てんびんを使って、一定量の薬品をはかりとります。

上皿てんびんの使い方

  1. 両方のうでに、同じ番号の皿をのせる。
  2. 指針が目盛りの中央から等しく振れるように、調節ねじ回して調節する。
  3. 両方の皿に薬包紙をのせる。
  4. 右利きの場合、はかりとりたい質量と同じ分銅を左の皿にのせる。
  5. 右の皿に薬品を少しずつのせていく。
  6. 指針が目盛りの中央から左右に等しく振れたらつり合ったといえます。

上皿てんびんのその他の注意点

上皿てんびんを使い際には次の点にも注意しましょう。

  • 分銅はピンセットを使ってのせる。
    手で直接触ると、分銅がさびて質量が変化します。
  • 使い終わったら、皿を一方のうでに重ねておく。
    ふらふらして、正確に図れなくなります。

電子てんびん

電子てんびんでも質量を測定できます。デジタル表示なので質量が一目でわかります。電子てんびんは下の図のような形です。

電子てんびん

ボタンが色々ありますが、表示をゼロにするボタンが大切です。

電子てんびんの使い方

電子てんびんも、水平な安定した台の上で使います。操作手順は次の通りです。

  1. 水平な台の上に置いて電源を入れる。
  2. 電子てんびんの上に薬包紙をのせる。
  3. ゼロ点調節ボタンを押し、表示を0.00gにする。
  4. 質量をはかりたいものを台の上にのせる。
  5. 表示が変化しなくなったら表示を読む。

上皿てんびんのように、細かな操作は必要ありません。ただし、薬包紙をのせるのを忘れないようにしましょう。

電子てんびんの注意点

電子てんびんは精密機械です。雑に扱うとすぐに壊れてしまいます。丁寧に扱ってください。

また、はかれる質量の限界が決められています。それ以上の物体をのせると壊れてしまうので、そこにも注意が必要です。

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