【中3理科】星座の覚え方と見える方角・時間のポイント

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中学3年理科。今日は天体の中の四季の星座の見え方について勉強しましょう。地球の公転によって、季節ごとに見える星座が変わってきます。星座の見える方向やどんな星座があるのかをマスターしましょう。

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四季の星座

地球が公転することで、季節ごとに見える星座が移り変わっていきます。まずは春、夏、秋、冬に見える星座を覚えておきましょう。本当は覚える必要はありませんが、知っていて損は絶対にないはずです。

季節 星座
しし座 おとめ座
さそり座 いて座
ペガスス座 みずがめ座
オリオン座 おうし座

ここで季節ごとにあがっている星座は、その季節の真夜中に南中する星座です。これを知っていると、地球の季節が何なのかがすぐにわかったりします。

四季の星座の覚え方

春・夏・秋・冬の順番で2組覚えましょう。覚え方は下の通りです。

  • 「獅子(しし)の誘い(さそり)にペガスス(ペガスス)降りる(オリオン)」
  • 「乙女(おとめ)がいて(いて)水が(みずがめ)おいしい(おうし)」
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星座の見える方角

星座の見え方が、地球の公転によってどのように変化するのか問う問題は入試でも定番の問題です。次のように考えると星座の見える方角や星座が見える時間、季節も判明します。

星座が見える方角の問題

[問題]下の図のように、地球が太陽のまわりを公転しているとき、夏の真夜中にさそり座はどの方角に見えるか。

四季の星座

星座の見え方に関する問題では、次の4つの情報を確認することで問題が解けるようになります。3つがわかれば、残りの一つがわかるといった具合です。

  • 季節
  • 時間
  • 方角
  • 星座

この問題では、4つの情報のうち3つが判明しています。

  • 季節→
  • 時間→真夜中
  • 方角→
  • 星座→さそり座

判明している情報を図の中に記入していきます。

四季の星座

このように記入すると、南の空にさそり座が見えることがわかります。

答え:

星座が見える季節の問題

[問題]下の図のように、地球が太陽のまわりを公転しているとき、日の入りのときにさそり座が南の空に見える季節はいつか。

4つの情報を整理します。

  • 季節→
  • 時間→日の入り(18時くらい)
  • 方角→
  • 星座→さそり座

次に判明した情報を図に記入します。

四季の星座

日の入りのときにさそり座が南に見える季節は秋だとわかります。

答え:

図によってわかりにくい問題もありますが、上の図のように北極側から見た図に書きなおすことで解きやすくなります。

対策問題➊ 【定期テスト対策問題】季節の星座の見え方
対策問題➋ 【定期テスト対策問題】地球と星座の位置関係の問題

中3理科
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この記事を書いた人

Exameeでは、理科の記事を担当。中学基礎・基礎学習サイトPikuuの編集長も兼任。普段は、学習塾で理科、高校生物、高校物理、高校地学を担当。丁寧でわかりやすい授業が好評を博する。

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