室町時代|座と惣の比較「民衆の自治・産業の発達」

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中学歴史の室町時代の座や惣など民衆の職種や組織の違いと特徴の比較まとめです。室町時代には、民衆の活躍もあり、それに関する問題もよく出題されるのですが、名称と役割など普段聞きなれていないので、ごちゃごちゃになる受験生も少なくありません。これを機会にしっかり覚えなおしましょう。

室町時代の民衆の組織と職種

組織・職種 内容
同業者組合
農民の自治組織
馬借 運送業
問丸 倉庫業
土倉・酒屋 金貸し・金融業
  • 明銭、宋銭などの銅銭が流通。堺・博多などの港町が発展。
  • 京都、堺などの都市では町衆が自治を行う。
  • 農村ではかんがいに、水車を使用
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商人や職人は、自分たちの利益を守るために勢いの強い貴族や、大きな神社・寺院などの保護を受け同業者の組合をつくりました。これがです。座の人々は、これらの貴族・神社・寺院などに座銭というお金や品物を納めたり座役という仕事な請け負ったりしました。その代わり、に入っていない人々が自分たもと同じ商売が出来ないようにしてもらったのです。

農村には、とよばれる自治組織がつくられ、寺や神社で寄合を開いて、農業用水路の維持・管理や用水の配分、森林の利用や管理、祭りのことなどについて村のおきてを定めました。また、にまとまった農民は、荘園領主と交渉して年貢を引き下げたり、無理な取り立てをする横暴な荘官をやめさせたりしたほか、の責任で年貢を納めたりしました。

室町時代の産業の発達

農業の発達

室町時代には農業技術が進歩して、米と麦の二毛作が全国に普及し、牛馬耕やかんがい用の水車、草木灰・牛馬のふん・堆肥などの肥料の使用が広まり、収穫高が増加した。摂津 (兵庫県)の尼崎では,米・麦・ソバの二毛作が行われたという。また、各地で特産物が生まれ、手工業の原料になる麻・ 綿・漆・桑・藍・エゴマ(灯明用の油がとれる)・茶などが 栽培されるようになった。

手工業・鉱業の発達

手工業の発達で多くの特産物が生まれた。守護大名らの保護のもとで手工業がさかんになり、大エ・鍛治・織物・紙すきなどの専門の職人が増加した。そして、西陣(京都市)や博多の絹織物, 美濃(岐阜県)の和紙、灘(兵庫県)の酒、能登(石川県)の輪島塗、備前(岡山県)や美濃の刀剣など、多くの特産物が生産されるようになった。戦国大名が出現すると、富国強兵策のもとで甲斐(山梨県)の金、石見(島根県)の銀などの鉱山の採掘が進み、銀の精錬技術も改良されて(炭吹法という)生産量が増加した。

練習問題

  1. 室町時代の、農村の自治組織を何というか。
  2. 室町時代の商人や職人の同業組合を何というか。
  3. 室町時代の京都や堺では、誰が自治を行ったか。

解答

  1. 町衆

その他歴史の比較

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