中学地理「よく出る雨温図」世界各国・日本国内地域総まとめ!と題して、記述しています。入試でも頻出度は、高く、確実に得点に結びつけていきたいところです。それでは、中学地理「よく出る雨温図」世界各国・日本国内地域総まとめ!です。
雨温図の見方
雨温図は気温と降水量を表すグラフのこと。気温は折れ線グラフ、降水量は棒グラフで表されています。右のメモリが降水量、左のメモリが気温を表します。たとえば、一年間の平均気温は30℃であまり気温の変化がなく、一年中雨が多いなど読み取れます。
<おさえておくべき点>
- 南半球にある国は、北半球と気候が逆。
- おもな気候帯は覚えておく。
<おもな気候帯>
- 熱帯…赤道周辺の低緯度地域
- 乾燥帯…南北回帰線や大陸内陸部
- 冷帯…北半球の高緯度
- 寒帯…南極・北極
- 北海道…冷帯の気候
- 太平洋側…冬に晴天が続く
- 日本海側…北西の季節風の影響
- 中央高地…高地は冷帯に近い
- 瀬戸内…夏の降水量は少ない
- 南西諸島…亜熱帯気候
世界各国の雨温図
- ロンドン…イギリスの首都で、北海油田(原油輸出国となるが近年は生産量が減少)、ユーロトンネル(ドーバー海峡を通り大陸と結んでいる。)ことも一緒におさえておきたい。
- モスクワ…ロシアの首都で、ロシアと言えば、石油・原油・天然ガスの鉱山資源と小麦の生産がさかんであることもおさえておきましょう。
- リャド…サウジアラビアの首都で、サウジアラビアは、石油の埋蔵量は世界有数。
- デリー…インドの首都で、インドは、ヒンドゥー教の信者が多く、土着の神々や崇拝様式を吸収しながら徐々に形成されてきた多神教。カースト制は、ヒンドゥー教の関係が深い厳しい身分制度。
- ベトナム…タイの首都で、チャオプラヤ川もともに押さえておきましょう。米の輸出量が世界一です。
- ブエノスアイレス…アルゼンチンの首都で、近年、重化学工業が発展。
日本の各地域の雨温図
- A北海道…札幌は、北海道の人口の約3分の1が集中し、政令指令都市となっている北海道にある都市。
- B長野…諏訪盆地は、かつて製糸業でさかえ、現在は時計・カメラなどの精密機械工業がさかんな長野県の盆地。
- C新潟…信濃川が流れ、流域には、日本有数の稲作地帯となっている越後平野がある。
- D広島…広島市は、中国・四国地方の地方中枢都市であり、人口が100万人をこえている。
- E熊本…熊本平野などでい草が水田の裏作としてさかんに栽培されている、畳表の原料となる農作物。
- F沖縄…南西諸島は亜熱帯性の気候で、サンゴ礁が発達。
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