【中3数学】半円と相似の総合問題です。
【問題】半円と相似の総合問題
次の図は、線分ABを直径とする半円で点Cは弧AB上にある。弧CD上に点Dを、弧AD=弧CDとなるようにとり、線分ACと線分BDとの交点をEとする。このとき、次の問いに答えなさい。
(1)△ABE∽△DBCであることを証明しなさい。
(2) AB=10cm、AD=6cmのとき
(ア)線分AEの長さを求めなさい。
(イ)線分BCの長さを求めなさい。
【解答・解説】半円と相似の総合問題
(1) 弧AD=弧CDより、2つの弧に対する円周角が等しくなることに注目する。
(解答)
△ABEと△DBCにおいて
∠BAEと∠BCDは弧BCに対する円周角だから、
∠BAE=∠BCD…➀
∠ABEと∠DBCは、それぞれ弧ADと弧CDに対する円周角で、弧AD=弧CDだから、
∠ABE=∠DBC…➁
➀➁より、2組の角がそれぞれ等しいから、
△ABE∽△DBC
(2)
(ア)△ADB で三平方の定理をチ擁して
DB=8(cm)
△ABE∽△DBCより
AB:DB=AE:DC
10:8=AE:6
AE=15/2(cm)
(解答)15/2(cm)
(イ)△ABE ∽△DCE
AB:DC=AE:DE
10:6=15/2:DE
DE=9/2(cm)
△ABE∽△DBCより
AB:DB=EB:CB
10:8=7/2:CB
CB=14/5(cm)
(解答)14/5(cm)
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