中学公民「議院内閣制」練習問題付です。
議院内閣制
内閣は、国民の意思を代表する国会の信任のもとにつくられており、国会に対して責任を負う議院内閣制のしくみをとっている。

内閣と国会の関係図
内閣と国会の関係
議院内閣制…内閣が国民の意思を代表す る国会の信任のもとにつくられており,国会に対して責任を負うしくみをいう。
内閣総理大臣…国会議員の中から指名される。
衆議院…内閣に対して、内閣不信任案を可決することができる。逆に内閣は、衆議院に対して、解散の決定をすることができる。
国務大臣…内閣総理大臣により任命される国務大臣の過半数は国会議員からなる。
連帯責任…内閣は国会に対して、連帯責任を負う。
内閣不信任
衆議院で内閣不信任を可決、信任を否決したとき、内閣は10日以内に総辞職するか、衆議院を解散する
→(衆議院が解散されたとき)40日以内に総選挙
→(総選挙の日から)30日以内に特別会<特別国会>を開いて総辞職し、新しい内閣総理大臣を指名。
議院内閣制 練習問題
次の文章の空らんにあてはまる語句を答えなさい。
日本国憲法では「内閣総理大臣は、(1 )の中から国会の議決で、これを指名する」(第67条)、「内閣総理大臣は(2 )を任命する。但し、その過半数は国会議員の中から選ばれなければならない」(第68条)とされている。また、内閣は行政権の行使について、国会に対して(3 )を負っている。
解答
国会議員
国務大臣
連帯責任