【中2理科】2学期中間テスト対策問題(解答付き)です。2学期中間テストでは、「植物のしくみ」や「生物のつくりとはたらき」が重要なポイントになります。「光合成と呼吸の違いがわからない…」「道管と師管ってどっちがどっち?」「消化酵素のはたらきが覚えにくい…」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
この記事では、テストによく出る問題を解答・解説付きでご紹介!ポイントを押さえて、効率よく復習し、テスト本番でしっかり得点できるよう準備しましょう!
学年 | 1学期中間 | 1学期期末 | 2学期中間 | 2学期期末 | 学年末 |
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中1 | 身近な生物 | 植物のしくみ | 身の回りの物質 | 光・音・力 | 火山・化石・地震・地層 |
中2 | 化学変化の種類 | 化学変化の実験 | 植物・動物のはたらき | 圧力・天気 | 電流・磁界・電磁誘導 |
中3 | 細胞分裂・遺伝 | イオン・中和 | 運動・仕事 | 天体・宇宙 | 自然と人間・食物連鎖 |
※試験範囲が異なるときは、上の表を参考に |
2学期中間テスト対策問題(中2数学)
【問1】植物の光合成のはたらきを調べるために、下の図のようにふ入りのアサガオの葉を使って実験を行った。これについて、以下の各問いに答えよ。
(1)実験①の下線部で、実験を行う前にアサガオを一昼夜暗室に置く理由を、簡潔に答えよ。
(2)実験④の下線部で、アサガオの葉をあたためたエタノールにつける理由を、簡潔に答えよ。
(3)ヨウ素液につけて色が変化する部分は、上図のア~エのどれか。一つ選び記号で答えよ。
(4)上図のアとイのヨウ素液での色の変化から、光合成には何が必要であるとわかるか。
(5)光合成には日光が必要かどうかを調べるには、上図のア~エのどれとどれを比べるとよいか。記号で答えよ。
(6)この実験のように、条件を一つだけ変えて実験結果を比べる実験を何というか。
【問2】次の問いに答えなさい。
試験管A~Dの水に青色のBTB液を入れ、息を吹き込んで緑色にした。試験管AとBにはオオカナダモを入れ、さらに、試験管BとDはアルミニウムはくで多い、それぞれの試験管を20~30分間日光にあてた。これについて、次の各問いに答えよ。
(1)試験管に息を吹き込むのは、試験管の中に、何という気体をふやすためか。
(2)試験管に息を吹き込むと、BTB液の色が緑色に変化したことから、何性になっていることがわかるか。
(3)日光にあてた後、試験管AのBTB液の色は何色に変化するか。また、色が変化して理由も、簡潔に答えよ。
(4)アルミニウムはくでおおった試験管BのBTB溶液の色は、何色に変化したか。また。色が変化した理由も、簡潔に答えよ。
(5)試験管Aに日光をあてているとき、オオカナダモから細かい気泡が盛んに発生していた。この気泡は何という気体か。
【問3】次の問いに答えなさい。
- 細胞のつくりで、核のまわりにあるものを何というか。
- 1の一番外側のうすい膜を何というか。
- 植物の細胞で2の外側にある丈夫なつくりを何というか。
- からだが多くの細胞からできている生物を何というか。
- 一つの細胞だけで生活している生物を何というか。
- 植物の細胞だけにあるつくりを3つ答えよ。
- 形やはたらきが同じ細胞が集まったものを何というか。
- 7が集まってできている、葉や茎のなどの特定のはたらきを持つ部分を何というか。
- 消化液に含まれ、養分を分解するはたらきを持つものを何というか。
- 消化に関係する胃やすい臓などを何というか。
- 口から肛門までの食べ物の通り道を何というか。
- 肺で呼吸運動をするには、ろっ骨と何という筋肉が動く必要があるか。
- 気管支の先端にある小さな袋を何というか。
- 13には何という血管が巻き付いているか。
- 心臓から送り出される血液が流れる、血管の壁が分厚く弾力性がある血管を何というか。
- 心臓に戻ってくる血液が流れる、弁がついている血管を何というか。
- 心臓から肺に送られる血液が流れる血管を何というか。
- 心臓から全身に送られる血液が流れる血管を何というか。
- 血液の成分のうち、酸素を運搬する成分を何というか。
- 19に含まれる赤い色素を何というか。
- 血液の成分のうち、体内に侵入した細菌などを殺すはたらきをする成分を何というか。
- 血液の成分のうち、出血時に血を固める成分を何というか。
- 血液成分のうち液体の成分を何というか。
- 23は、血管の壁からしみ出し、細胞の間を満たす液体になる。この液体の名称は何か。
- 24の一部はリンパ管に入る。リンパ管内を流れる液体の名称を答えよ。
- 血液が、右心室→肺→左心房と流れる経路を何というか。
- 血液が、左心室→全身→右心房と流れる経路を何というか。
- 酸素を多く含んだ血液を何というか。
- 二酸化炭素を多く含んだ血液を何というか。
- 酸素を多く含んだ血液が流れる静脈は何か。
- アンモニアなどの有害な物質を無害な尿素につくりかえるはたらきをする器官は何か。
- 血液中の不要物をろ過し、尿として排出するはたらきをもつ器官を何というか。
- 外界からの刺激を受けとる器官を何というか。
- 目が受けとる刺激は何か。
- 目や耳、皮膚などで受け取った刺激を、せきずいや脳に伝える神経を何というか。
- 脳やせきずいの命令を、運動器官である筋肉に伝える神経を何というか。
- 35と36の神経をまとめて何神経というか。
- 脳やせきずいなどの神経をまとめて何神経というか。
- 刺激に対して無意識に起こる反応を何というか。
2学期中間テスト対策問題(中2数学)の解答
【問1】
(1)葉の中のデンプンをなくすため。
光合成の実験を行う前に、植物を一昼夜暗室に置き、葉の中のデンプンがない状態にして実験をスタートさせます。
(2)葉を脱色し白くするため。
ヨウ素液での色の変化をわかりやすくするため、あたためたエタノールに葉を入れ脱色を行います。脱色した後のエタノールの色は緑色になります。また、エタノールを温めるときは、直せず加熱せず、熱湯に入れて温めます。これは、エタノールは引火しやすい液体なので、直接加熱すると引火する可能性があるからです。
(3)ア
光合成を行うには、二酸化炭素、水、葉緑体、日光が必要です。ア以外は、葉緑体や日光がない状態ですので光合成が行われません。
(4)葉緑体
アは緑色の部分で葉緑体があり、イはふの部分で葉緑体がありません。アでデンプンができ、イでデンプンができなかったということは、光合成には葉緑体が必要であることがわかります。
(5)アとウ
光合成に日光が必要かどうかを調べるには、日光が当たっている、当たっていないという条件の違いだけがある場所を調べる必要があります。アとウはともに緑色の部分なので葉緑体があり、日光が当たっているか当たっていないかだけの条件の違いがつくられています。
(6)対照実験
条件を一つだけ変えて、光合成に何が必要なのか調べる実験を対照実験といいます。理科の色々な実験で登場するので、重要用語になります。
【問2】
(1)二酸化炭素
試験管に息を吹き込み、二酸化炭素を水に溶かします。光合成には二酸化炭素が必要かどうかを調べる実験の下地準備です。
(2)中性
二酸化炭素は水に溶けると酸性を示す気体です。BTB液は、アルカリ性で青色、中性で緑色、酸性で黄色に色が変わる指示薬です。最初BTB液の色は青色だったので、二酸化炭素が溶けることにより中性の緑色になります。さらに二酸化炭素が溶けると酸性の黄色になります。
(3)青色、オオカナダモが呼吸よりも光合成を多く行い、水に溶けていた二酸化炭素が減少したから。
二酸化炭素が水に溶けたことでBTB溶液が緑色に変化したのですから、オオカナダモが光合成で二酸化炭素を吸収したら、もとの青色にもどります。太陽の光が十分に当たっているとき、植物は呼吸よりも光合成を多く行います。
(4)黄色、オオカナダモが呼吸のみを行い、水に溶けている二酸化炭素の量が増えたから。
太陽の光が当たらない場合、植物は光合成ができず、呼吸のみを行います。植物が呼吸で二酸化炭素をはきだすので、緑色だったBTB溶液の色は黄色に変化します。
(5)酸素
植物に日光が当たっているとき光合成を行いデンプンをつくりだします。このとき酸素も放出されます。
【問3】
- 細胞質
- 細胞膜
- 細胞壁
- 多細胞生物
- 単細胞生物
- 細胞壁、液胞、葉緑体
- 組織
- 器官
- 消化酵素
- 消化器官
- 消化管
- 横隔膜
- 肺胞
- 毛細血管
- 動脈
- 静脈
- 肺動脈
- 大動脈
- 赤血球
- ヘモグロビン
- 白血球
- 血小板
- 血しょう
- 組織液
- リンパ液
- 肺循環
- 体循環
- 動脈血
- 静脈血
- 肺静脈
- 肝臓
- 腎臓
- 感覚器官
- 光
- 感覚神経
- 運動神経
- 末しょう神経
- 中枢神経
- 反射
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