【中学英文法】受け身の要点・確認問題

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【中学英語】受動態についてまとめています。

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【基礎】受動態のポイント

動作の対象となるものを主語にして「~はされる(されている)」という意味を表す文を受動態の文という。

【例文1】The gate is closed at nine.
その門は9時に閉められます。

受動態は (be動詞+過去分詞)の形で表す。be動詞は、主語の人称・数や時制によって変化する。規則動詞の過去分詞は過去形と同じで、原形の語尾に(ed)をつける。不規則動詞は独自の変化をする。

【例文2】English is spoken in Australia.
オーストラリアでは英語が話されています。

speak→spoken,write→written,make→made,teach→taught,know→known,see→seenなど。

byのつく受動態

受動態の文で動作を行う人がだれなのかを示すときは。「by +動作を行う人」をつけ加える。このbyは「~によって」という意味の前置詞で、あとに代名詞が続く場合は目的格を使う。

【例文1】I am loved by my parents.
私は両親に愛されています。

【例文2】These flowers are grown by the students.
これらの花は生徒に育てられています。

受動態の否定文と疑問文

【例文1】English is not spoken in the country.
その国では英語は話されていません。

受動態の否定文は、be動詞のあとにnotを置いて、〈be 動詞+ not +過去分詞〉の形で表す。is not → isn’t, are not → aren’tと短縮することができる。

【例文2】Is English spoken in the country?- Yes, it is. No, it isn’t.
その国では英語が話されていますか。/はい,話されています。/いいえ,話されていません。

受動態の疑問文は、be動詞を主語の前に出して、be動詞+主語+過去分詞~?の形で表す。答えるときにも、be動詞を使う。

【例文3】What language is spoken in the country? Spanish is.
その国では何語が話されていますか。 – スペイン語です。

過去の受動態

【例文1】This doll was made by Jane.
この人形はジェーンによって作られました。

【例文2】Many books were written by the scientist.
多くの本がその科学者によって書かれました。

過去の受動態は、「~された」「~されていた」という意味の過去の受動態は、be動詞を過去形にして、Was (Were) +過去分詞)の形で表す。
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【応用】受動態の利用

受動態と能動態に関して、能動態の文を受動態の文に書きかえることで、構造の違いを整理しておきましょう。

  1. ➊能動態の文の目的語を受動態の文の主語にする。
  2. ➋動詞を(be動詞+過去分詞)にかえる。
  3. ➌能動態の主語をbyのあとに続けて、過去分詞のあとに置く。代名詞の場合は目的語にしてからbyのあとに置く。

能動態と受動態の書き換え

【書き換え1】Tom cleans the room.
トムがその部屋を掃除します。

The room is cleaned by Tom.
その部屋はトムによって掃除されます。

【書き換え2】They speak English in England.
イングランドでは人々は英語を話します。

English is spoken in England.
イングランドでは英語が話されています。

【書き換え3】My uncle gave me a watch.
おじは私に腕時計をくれました。

I was given a watch by my uncle.
私はおじに腕時計をもらいました。

A watch was given (to) me by my uncle.
腕時計がおじによって私に与えられました。

4文型から3文型への書き換え

第4文型の文を(物)を主語にして受動態にした場合、(人)を表す目的語の前にtoをつけることがある。動詞がmake, buy, cookなどのときはtoではなくforを使う。

【4文型】My mother made me a dress.
【3文型】A dress was made for me by my mother.

<注意すべき書きかえ>

能動態の主語が一般の人々の場合や、特に示す必要のない場合、by~は省略される、目的語が2つある第4文型の文は、ふつう受動態の文も2つできる。

byを使わない受動態

by~以外を使う受動態に関して、受動態の文で、動作を行う人はふつうbyで表しますが、動詞によっては、by以外の前置詞を使うこともある。これらの表現は連語として覚える。

【例文1】I was surprised at the news.
私はその知らせに驚きました。

【例文2】The ground is covered with snow.
地面は雪でおおわれています。

【例文3】The meeting will be held next month.
会合は来月開かれるでしょう。

■be made of とbe made from

「of」は、材料が見てわかる場合に使われる。 Books are made of paper. (本は紙で作られます)
「from」は、原料や材料が見てわからない場合に使われる。 Butter is made from milk.(バターは牛乳から作られます)

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【問題】受動態の確認問題

【問題】次の日本文に合うように(  )に適語を入れなさい。
(1)この部屋は私たちによって、毎日、掃除されています。
This room(  )(  )by us every day.

(2)この家はトムによって10年前に建てられました。
This house (  )(  )by Tom ten years ago.

(3)その部屋は、今は使われていません。
The room(  )(  )now.

(4)この物語は、いつ書かれましたか。
When(  )this story (  )?

(5)トムは、すもうに興味があります。
Tom is interested(  )sumo.

【解答】受動態の確認問題

(1)is cleaned
(2)was built
(3)isn’t used
(4)was written
(5)in

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