中2国語の「自立語(単語の分け方)」についてまとめています。ここでは、活用する自立語と活用しない自立語の分類の仕方を覚えること、そして、自立語のそれぞれについての、そのはたらきや使い方を理解することが大事です。それでは、中2国語の「自立語(単語の分け方)」です。
活用する自立語
活用する自立語は、
- 形容動詞…いい切りが「だ・です」(例)きれいだ
- 形容詞…いい切りが「い」(例)美しい
- 動詞…いい切りが「ウ」段(例)歩く 自動詞と他動詞があります。
補助動詞・補助形容詞
補助の関係で下に付き、意味を添えたり補ったりする単語
活用しない自立語
名詞、副詞、連体詞、接続詞、感動詞がそれにあたります。
名詞
生き物や物、事柄などを表し、助詞をともなって主語となる単語。
- 普通名詞…ある種類に属する事柄を広く表す。(例)犬
- 代名詞…人・物・場所・方向などを指し示す。(例)彼
- 固有名詞…人名・地名など特定の名前を表す。(例)兵庫県
- 数詞…物や数量や順序を表す。数字を含む。(例)一つ
- 形式名詞…本来の意味が薄れ、常に連体修飾語を付けて使われる。(例)~こと
名詞は、助詞をともなって、連体修飾語、連用修飾語、述語、独立語にもなります。
副詞
主に連用修飾語となり、様子・状態・程度を表す単語です。
- 状態の副詞…「どのように」という状態を表す。(例)そっと
- 程度の副詞…「どのくらい」という程度を表す。(例)かなり
- 呼応の副詞…下に決まった言い方がくる。(例)もし~なら
連体詞
連体修飾語にしかならない単語(例)この~
接続詞
接続語になり、前後の文や語をつなぐ単語。
- 順接…前に述べたことが、後に述べることの原因・結果となる。(例)だから
- 逆接…前に述べたこととは、逆になることが後にくる。(例)しかし
- 並列・累加…前に述べたことと並べたり、それに付け加えたりします。(例)そして
- 対比・選択…前に述べたことと比べたり、どちらかを選んだりします。(例)または
- 説明・補足…前に述べたことをまとめたり、補ったりします。(例)つまり
- 転換…前に述べたことと話題を変えたりします。(例)さて
感動詞
独立語になり、応答や呼びかけ、感動などを表す単語。(例)はい、~。/ああ、~。
以上が、中2国語の「自立語」となります。入試での出題はさほど多くはありませんが、定期テストで試験範囲となっている場合は、出題されるので、確実に勉強しておきましょう。
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