【中2数学】連立方程式文章題の練習問題

スポンサーリンク

連立方程式文章題の出題パターンとその解き方です。連立方程式の文章題には、個数、整数、割合、距離と大きく4つにカテゴリーが分けられますが、そのカテゴリーにもさまざま出題パターンがあります。1次方程式、連立方程式、2次方程式の文章題は、必ずいずれか1題は出題されるので、習得しておきたいところです。それでは、連立方程式文章題の出題パターンとその解き方です。

スポンサーリンク

連立方程式文書題の出題パターン

分野 問題 解き方のポイント
個数 値段 求めたいものをx、yと置く。
配布 いすに5人ずつ座るが、最後のいすは3人は、いすの数をx個とすると5(x-1)+3が、いすに座った人数となる。
割合 人数 昨年、前月など前にあたるものをx、yと置く
整数 2ケタ 十、一の位の数をx、yとすると、10x+y。位の数の和は、x+y
距離 区間 時間=距離÷速さ、区間A+区間B=全体の距離などを利用
トンネル 乗り物の自体の長さを足す場合は、入り始めたときなどのキーワードがあり、乗り物の自体の長さを引く場合は、入ったあとから出始めたなどのキーワード
周回 一周追いついたということは、進んだ距離は、追いついたほうが一周分長いのでその長さを足すと、追いつかれた方と等しくなる。

特に「割合」については、数多くの問題を解いて、苦手意識をなくすことが大事です。

割合の連立方程式文章題

ある工場で、先月は製品AとBをあわせて1000個作りました。今月は、先月と比べて、Aを30%多く、Bを10%多く作ったところ、あわせて140個多くなりました。今月の製品A、Bの個数をそれぞれ求めなさい。

<解答>製品Aは260個、製品Bは880個

2ケタの正の整数(自然数)の連立方程式文章題

2けたの自然数がある。十の位と一の位の数の和は7で、十の位の数字と一の位の数字を入れかえてできる数は、もとの数より9小さいという。もとの自然数を求めよ。

<解答>34

距離の連立方程式文章題

A町からB町を通って320km離れたC町に行きます。途中のB町までは時速40kmで進み、B町からは時速60kmで進み、全部で6時間かかりました。AB間の距離とBC間の距離をそれぞれ求めなさい。

<解答>AB間80km、BC間240km

周回の連立方程式文章題

1周4800mのコ-スがある。このコ-スを、A、Bの2人が自転車で、同時に同じ場所を出発してまわる。反対方向にまわると、出発してから10分後に出会い、同じ方向にまわると、出発してから1時間後にAがBをちょうど1周追い抜くという。このときBがこのコ-スを1周するのにかかる時間は何分か。

<解答>24分

食塩水の連立方程式文章題

6%の食塩水xgと12%の食塩水ygをまぜて10%の食塩水を600g作る。このとき、6%の食塩水12%の食塩水がそれぞれ何gあったか求めなさい。

<解答>6%…200g 4%…400g

中学数学
スポンサーリンク
シェアする
この記事を書いた人
君島琴美

Examee編集長。このサイトでは、理科以外の教科を担当。基礎学習サイトPikuuのライターも務める。普段の学習塾では、数学、面接、総合型選抜対策の講座を受け持つ。エグゼクティブ講師として、数々の難関高校、難関大学への合格者を輩出している。

君島琴美をフォローする

コメント

テキストのコピーはできません。