一通り、力と運動、仕事の計算、エネルギーに関して勉強が進んでいると思います。今回は、その中でも記述対策を行います。試験や入試でよく出題される記述問題をセレクトしてみました。
力と運動の記述問題
- 2力つり合いの条件を答えよ。
- 力の合成とはどのようなことか。簡単に説明せよ。
- 力の分解とはどのようなことか。簡単に説明せよ。
- 速さとは何か。簡単に説明せよ。
- 平均の速さとは何か。簡単に説明せよ。
- 瞬間の速さとは何か。簡単に説明せよ。
- 作用・反作用の力は互いにどのような関係にあるか。
- 等速直線運動をしている物体の運動の方向にはたらく力について簡単に答えよ。
- 一定の角度の斜面を下る物体の運動の方向には、どのような力がはたらいているか。
- 等速直線運動とはどのような運動か。
- 慣性を簡単に説明しなさい。
- 身近な慣性の例を挙げなさい。
解答
- 2力の大きさが等しく、向きが反対で、一直線上ではたらく。
- 1つの物体にはたらく2力を、同じはたらきをする1つの力に置き換えること。
- 1つの力を、これと同じはたらきをする2つの力に分けること。
- 単位時間当たりの移動する距離のこと。
- ある距離を最初から最後まで一定の速さで進んだとして求める速さ。
- ごく短い時間に移動した距離をもとに求めた速さ。
- 同時にはたらき、大きさが等しく、向きが反対で、一直線上にある。
- 運動の向きと同じ向きに力がはたらいていない。
- 運動の方向と同じ向きに一定の大きさの力がはたらき続ける。
- 時間がたっても速さが一定で変化しない運動。
- 物体に外から力がはたらかない場合、静止している物体は静止し続けようとし、運動している物体は等速直線運動を続けようとする性質。
- 電車が急ブレーキをかけると、体が電車の進行方向に傾いた。
仕事とエネルギーの記述問題
- 仕事をしたとはどのようなことか。簡単に説明しなさい。
- 仕事率とは何か。簡単に説明しなさい。
- 仕事の原理とは何か。簡単に説明しなさい。
- エネルギーとは何か。「仕事」という語句を使って説明せよ。
- 位置エネルギーとは何か。「高さ」「質量」という語句を使って説明せよ。
- 運動エネルギーを大きくするにはどうすればよいか。
- 弾性エネルギーとは何か。簡単に説明しなさい。
- 力学的エネルギーの保存とは何か。「空気の抵抗」「力学的エネルギー」という語句を使って説明しなさい。
- 実際のジェットコースターでは、力学的エネルギーが保存されず、元の高さまで上がってくることはできない。その理由を簡潔に答えなさい。
- エネルギーの保存とは何か。簡潔に答えよ。
解答
- 物体に力を加えてその向きに物体を移動させたとき、力は物体に仕事をしたという。
- 1秒間にする仕事の量。
- 道具を使って仕事をしても、手で直接する場合と仕事の大きさが変わらないこと。
- 他の物体に仕事をする能力。
- 基準面よりも高い位置にある物体がもつエネルギーで、高さと質量に比例して大きくなる。
- 物体の質量を大きくするか、物体の速さを大きくする。
- 変形したばねやゴムなど、元の形に戻ろうとする物体が持つエネルギー。
- 空気の抵抗や摩擦がはたらかない場合、力学的エネルギーが一定に保たれること。
- 空気の抵抗や摩擦などにより、力学的エネルギーの一部が熱エネルギーなどに移り変わるため。
- エネルギーのすべての移り変わりを考えると、その総量が変化しないこと。