【定期テスト対策問題】植物の呼吸の実験

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植物は、光合成・呼吸・蒸散という3つのはたらきを行っています。その中でも今回は、呼吸のはたらきについて調べる実験を演習します。

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植物の呼吸の確認問題

  1. 植物が酸素を取り入れ、養分と反応させる反応を何というか。
  2. 1によって、植物は何を得ているか。
  3. 1の反応を行うと、何という気体が放出されるか。
  4. 1の反応はいつ行っているか。
  5. 二酸化炭素を調べるときに使う水溶液は何か。
  6. 5がどのようになると二酸化炭素であるとわかるか。
  7. 昼、光が十分に当たっているとき、光合成と呼吸のはたらきはどちらの方が盛んか。
  8. 呼吸とはどのような反応か。簡潔に答えよ。

解答

  1. 呼吸
  2. (生活活動の)エネルギー
  3. 二酸化炭素
  4. 一日中
  5. 石灰水
  6. 白くにごる
  7. 光合成
  8. 養分を酸素を反応させ、二酸化炭素と水に分解するときにエネルギーを得る反応。

【練習問題】植物の呼吸の実験

光合成と呼吸袋にある植物の葉を入れ、右の図のAとBのように、それぞれ日光が当たらない場所と日光が十分に当たる場所にしばらく置いた。その後、袋の中にある気体を調べるために、袋の中の気体を石灰水の中に押し出してみた。これについて、次の各問いに答えよ。

(1)植物の葉が入った袋Aを光が当たらない場所に置いたのはなぜか。理由を答えよ。

(2)袋Aの中の気体を石灰水に押し出すと、石灰水はどのように変化するか。また、そのように変化する理由を、簡潔に答えよ。

(3)袋Bの中の気体を石灰水に押し出してみたところ、石灰水には変化が見られなかった。なぜ石灰水の変化が見られないのか。その理由を簡潔に答えよ。

(4)次の文は、この実験についてまとめた文である。文中の( )に適する言葉を入れなさい。

 植物も動物と同じように、( ① )を取り入れ( ② )を出す( ③ )を行っている。( ③ )は一日中行われるが、昼間は( ④ )のはたらきが盛んなので目立たない。

【解答・解説】植物の呼吸の実験

(1)日光をあてないようにし、光合成をさせないため。

日光を当てる、当てないという条件の違いをつくり、対照実験にします。

(2)石灰水の変化:白くにごる 理由:植物が呼吸のみを行って、袋の中の二酸化炭素が増加したから。

日光が当たらないので、植物は光合成をせず呼吸のみを行います。呼吸では酸素を吸収し二酸化炭素を放出するので、袋の中の二酸化炭素は増加します。

(3)植物が呼吸よりも光合成を多く行ったため、袋の中の二酸化炭素が増加しなかったから。

日光が十分に当たっているとき、植物は呼吸よりも光合成を多く行います。したがって、袋の中の酸素の量は増加し、二酸化炭素の量は減少します。

(4)①酸素 ②二酸化炭素 ③呼吸 ④光合成

日光が当たっているとき、植物は光合成と呼吸を同時に行っています。このとき、光合成の量が多くなるので、見かけ上、二酸化炭素を吸収して酸素を放出しているように見えます。日光が当たっていないとき、植物は呼吸のみを行っています。

中1理科
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