高校入試出る世界の鉱業・工業などの生産量・輸出量の順位ランキング!についてまとめています。入試では、その資料が何年のものかを注意して解く必要がありますが、大まかな特徴はつかんでおくと便利でしょう。それでは、高校入試出る世界の鉱業・工業などの生産量・輸出量の順位ランキングをみていきましょう。
世界の鉱業・工業
各国の鉱業・工業をみていきましょう。
オーストラリア
- 石炭…グレートディバイディング山脈の東側で多く産出。
- 鉄鉱石…西部のビルバラ地区とその周辺で産出。
- ボーキサイト…南西部と北部で算出。
- 鉛・亜鉛・銅…主に内陸部で算出
輸送方法は、鉄鉱石や石炭は鉄道で港、港から日本などへ輸送。また。石油・天然ガスはパイプラインで大都市へ送られます。
ブラジル
- 鉄鉱石・ボーキサイトなど鉱産資源が豊富。鉄鉱石の生産は世界有数
南アメリカ州
- チリ…南北に細長い国。銅の生産量が世界一。
- ペルー…かつて栄えたインカ帝国の遺跡が多く残る。銀の生産量は世界一。2008年の調査では、漁業の生産量世界第2位。
- ベネズエラ…南アメリカ最大の産油国。輸出の上位は石油・石油製品がしめている。
南アメリカ州は、ベネズエラの原油、チリの銅など鉱山資源が豊富です。ブラジルやアルゼンチンでは重化学工業が発展。
アメリカ・カナダ
- 原油…カナダの原油埋蔵量世界第3位。アメリカは、メキシコ湾岸、カルフォルニア、アラスカで産出。
- 石炭…アパラチア炭田。アメリカの埋蔵量は世界一。
- 鉄鋼石…スペリオル湖岸のメサビ鉄山。
- 五大湖…早くから工業が発達。デトロイトの自動車工業、ピッツバーグの鉄鋼業。
- サンベルト…北緯37度以南での先端技術産業が発達。
- シリコンバレー…サンフランシスコ近郊にある電子工業の中心地域。
アメリカは、世界一の工業国。鉄鋼や自動車は、20世紀後半にはふるわなくなった。
アフリカ州
左から多い順
- エジプト…石油製品・液化天然ガス・原油
- ナイジェリア…原油
- コートジボワール…石油製品・カカオ・原油
- ケニア…茶・装飾用切花・野菜・果実
- 南アフリカ共和国…白金・鉄鋼・機械類・自動車・石炭
アフリカは鉱山資源が豊富です。石油や天然ガスの開発が行われました。近年は、レアメタルが注目されています。
世界の貿易の練習問題
- 銅の生産量が世界一の国はどこか。
- 銀の生産量が世界一の国はどこか。
- 石炭の埋蔵量が世界一の国はどこか。
世界の貿易の解答
- チリ
- ペルー
- アメリカ合衆国
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