高校入試社会地理でよく出る国々の特徴のまとめ。5分でおさらい!です。アメリカ、ロシア、中国など世界の国々の特徴を入試よく出題される国をピックアップしてまとめています。
世界の国々の特徴
アメリカ合衆国
アメリカは、世界の食料庫で、小麦・トウモロコシ・大豆などを大量に生産し、世界各地に輸出している。アメリカ合衆国で生産された農作物は世界各地に輸出。工業の中心は五大湖周辺からサンベルトへ移動。鉱業は、石炭。石油・ウランといった鉱産資源に恵まれる。工業は、アメリカは、世界最大の工業国。
ロシア連邦
ロシアの国土面積は世界の陸地の約3分の1。日本とロシアの間では、経済的な交流がいくつかあるが、過去のシベリア抑留や北方領土問題とそれに起因する漁民銃撃・拿捕事件、資源問題なども生じています。石油・原油・天然ガスなどに恵まれている。
ドイツ
ドイツはEU最大の工業国で、ヨーロッパ大陸における経済的及び政治的な主要国であり、多くの文化、理論、技術分野における歴史上重要な指導国。環境先進国で水質汚濁や酸性雨の被を害激しい規制で大気汚染や交通渋滞が和らいでいます。
イギリス
西岸海洋性気候。ロンドンは金融の中心。北海で石油を産出。フランスとはユーロトンネルで結ばれる。イギリスから産業革命が始まり、イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの4つの国で構成されています。
イギリスでは、歴史的に高度な集約的農業が進んでいるため、農業人口は就業人口の約1%に過ぎないが、穀物の自給率はほぼ100%である。寒冷少雨な気候のため、牧草地で牛や羊などを飼う牧畜が農業の中心になっている。農作物としては、おもに小麦を中心とする麦類の生産が多い。
産業革命の発祥地。近年、国際競争力が低下した。バーミンガム(鉄鋼業)などから、北部のフォース湾など臨海部へ。国の北部と南部の間で大きな経済的地域格差があるイギリスでは、第二次世界大戦後、地域格差を是正するために巨額の国家資金を南部の農業生産性の向上や工業開発に投じてきた。タラントの製鉄所もその一つである。鉄道が世界で最初に営業運転を行った区間は、イギリスの工業都市マンチェスターと港湾都市リパプールの間であった。
フランス
西ヨーロッパ最大の農業国。ワインづくりがさかん。広い平地と温暖な気候にめぐまれたフランスは農牧業が発達しており、EU最大の農業国になっている。ロレーヌ地方で重化学工業が発達。航空機の生産もさかん。ドイツとの国境に近いロレーヌ地方は、鉄鉱石の産出地である。(北フランス炭田・ロレーヌ鉄山とルール炭田(ドイツ)を結ぶ地域は重工業三角地帯。)1958年10月にフランスの憲法が制定されて、半大統領制の共和制の国。高福祉高負担国家であるのも特徴。
パリ盆地では盆地を取り囲むように、急な崖とゆるやかな斜面とが交互に配列するケスタが発達している。セーヌ川は、フランスのブルゴーニュ地方から流れ、首都パリを通って、ルアーブルでイギリス海峡へ注ぐ。
フランスでは、ドーヴァー海峡に面する港湾都市ダンケルグやマルセイユ近郊のフォス湾などに新たな工業地域が建設された。ソーヌ川とローヌ川との合流地点に古くからの交通の要地リヨンは絹工業で知られるほか、化学繊維・自動車・機械工業がさかんな都市である。
小麦の最大の生産国は中国であり、次いでインド、アメリカ合衆国が多い。小麦の最大の輸出国はアメリカ合衆国であり、フランスやカナダがそれに続く。ブドウはヨーロッパ南部を中心に広く栽培され、とくに、フランス最大のブドウ酒産地であるボルドー地方を下流に有するガロンヌ川流域が有名である。
中華人民共和国
東北・華北は畑作が中心。華中・華南は、稲作中心です。1970年代から生産責任制を導入。日本は輸出入とも中国が最大の貿易相手国。工業化が進み世界の工場と呼ばれている
インドネシア
天然ゴムやパーム油の生産がさかん。近年は工業化も進む。インドネシアの農業は、植民地時代からのプランテーション (大農園)による天然ゴムやパーム油(油やしが原料)などの生産が中心である。
インド
降水量が多いヒンドスタン平野、ガンジス川流域は稲作。降水量が比較的少ないインダス川流域は小麦栽培が盛ん。鉱産資源が豊富。BRICsの一員であり、最先端産業や情報技術(IT)産業が急速に発展。
南アフリカ共和国
金、ダイヤモンド、レアメタル(希少金属)などの鉱産資源に恵まれ、工業化に成功。かつてアパルトヘイトと呼ばれる黒人などを差別する人種隔離政策をとられていた。なお、黒人と白人との経済格差が残る。
ケニア
野生動物を生かした観光業。植民地時代、ホワイトハイランドとよばれる肥よくな高原状の土地にイギリス人がプランテーション(大農園)を開き、茶やコーヒー豆の生産を始めた。現在でもこれらの農作物の生産がさかんで、茶の輸出量は世界有数である。
ブラジル
約1億9400万人で世界第5位。日系人も多く生活。コーヒー・サトウキビの栽培がさかん。コーヒーの生産量・輸出量世界一。さとうきびを原料としてバイオエタノールを生産。焼畑農業・道路建設・牧場の増設などにより熱帯林の破壊が進み、環境問題が深刻となっている。
オーストラリア
東部と南西部の温帯、北部の熱帯を除き、国分の約4分の3を乾燥帯が占めている。オーストラリアは、日本のほぼ真南に位置の南半球にあるため季節は逆。日本は石炭・鉄鉱石をオーストラリアから最も多く輸入。
カナダ
17世紀からフランス人が入植(ケベック州に多い)、後イギリス人が増加。森林・鉱産資源が豊富。工業はアメリカ資本が支配。18世紀初めに支配をめぐりイギリスとフランスが対立。1763年、イギリスが支配。1931年独立。
コメント
五太湖周辺→五大湖周辺です
訂正お願いします。
ご指摘ありがとうございます。
訂正をしました。
高校受験を控えているものです。私は社会で点数を稼ぐのでこの情報が役に立ちます。ありがとうございます
お役に立てよかったです。これからも活用してくれるとうれしいです。がんばってください。