【中学地理】アフリカ州の工業のポイント・アフリカ各国の輸出品まとめです。
アフリカ諸国の産業の概要
アフリカでは、これまでモノカルチャー経済に頼ってきました。(モノカルチャー経済とは、特定の産業に偏った経済のことです。)近年は、コバルトやクロムなどの希少金属(レアメタル)が採掘されることから教育を向上させ、高度な技術をもつ人を育てようとする機運が高まっている。
モノカルチャー経済の限界
農業や鉱産資源など、あまり高度な技術を必要としない産業であるため、国際競争が激しい。農業などは、どこの国でもできるころであり、ライバルが必然的に多くなる。より安くを求められるようになり、賃金も安くなる。
農業や鉱産資源など、あまり高度な技術を必要としない産業であるため、国際競争が激しい。農業などは、どこの国でもできるころであり、ライバルが必然的に多くなる。より安くを求められるようになり、賃金も安くなる。
アフリカ各国の主な輸出品
左から多い順
- エジプト…石油製品・液化天然ガス・原油
- ナイジェリア…原油
- コートジボワール…石油製品・カカオ・原油
- ケニア…茶・装飾用切花・野菜・果実
- 南アフリカ共和国…白金属・鉄鋼・機械類・自動車・石炭
ナイジェリアの工業
ナイジェリアは、1960年頃から石油生産でも外貨を得られるようになっているが、油田の多くが石油メジャーの支配するところで、国営石油会社は技術的に未熟で、まだ石油の富を十分に獲得できないでいる。
南アフリカの鉱業
南アフリカは豊かな国で、金・銀・白金・ダイヤモンドだけでなく、鉄・マンガン・クロム・ウランなど鉱石に恵まれ、とくにレアメタルは世界有数の産出を誇っている。
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