【定期テスト対策問題】カエルのなかまのふやし方

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【定期テスト対策問題】カエルのなかまのふやし方です。

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【演習問題】カエルのなかまのふやし方

下の図は、カエルのなかまのふやし方を表した図である。カエルのように、雄と雌でなかまをふやすことを有性生殖というが、その内容を簡単にまとめた図である。これについて、次の各問いに答えなさい。

体細胞分裂と減数分裂

(1)図中のAのように、カエルの雄は精巣で体細胞から精子を、雌は卵巣で卵をつくっている。体細胞から、生殖で使う特別な細胞である生殖細胞をつくる細胞分裂を特に何というか。

(2)図中のBは、受精によってつくられた受精卵が、細胞分裂を行い胚になっていく過程を示したものである。このときに行われる細胞分裂を特に何というか。

(3)カエルの生殖で、親が持つ染色体の本数をn本とすると、精子や卵が持つ染色体の本数は、nを使ってどのように表されるか。

(4)カエルの生殖で、親が持つ染色体の本数をn本とすると、できた胚が持つ染色体の本数は、nを使ってどのように表されるか。

【解答・解説】カエルのなかまのふやし方

(1)減数分裂

からだをつくっている体細胞から、なかまをふやすときに使われる生殖細胞をつくる特別な細胞分裂を減数分裂といいいます。

(2)体細胞分裂

からだをつくっている体細胞から、同じ体細胞をつくる細胞分裂を体細胞分裂といいます。生殖細胞がつくられるときだけ、特別な細胞分裂である減数分裂が行われるので、その他の細胞分裂は体細胞分裂になります。受精卵が発生し胚になるときの細胞分裂も体細胞分裂になります。

(3)n/2 本

生殖細胞である、精子や卵の染色体は、体細胞の染色体の半分になっています。これは、生殖細胞が減数分裂でつくられるからです。減数分裂では染色体の数が半分になります。したがって、体細胞の染色体の数n本の半分になります。

(4)n本

生殖細胞の精子と卵の核が合体する受精の後、染色体は通常の体細胞と同じ数に戻ります。受精卵はこの後、体細胞分裂で発生し胚になるので、胚の染色体の数も体細胞と同じn本になります。

中3理科
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Exameeでは、理科の記事を担当。中学基礎・基礎学習サイトPikuuの編集長も兼任。普段は、学習塾で理科、高校生物、高校物理、高校地学を担当。丁寧でわかりやすい授業が好評を博する。

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