【高校入試社会】経済史の対策問題です。
【対策問題】経済史の対策問題
【経済史】次の問いに答えなさい。
(1)1716年(享保の改革)~1854年(日米和親条約が結ばれる)の期間中、都市で、米を買い占めた商人をおそうできごとが増加した。このできごとを何というか、語句で答えよ。
(2)太閤検地について、この政策が行われた後の社会のようすを述べているのはどれか、次の1~4から選び、番号で答えよ。
1 地頭が荘園におかれた。
2 石高に応じて年貢が納められた。
3 租・調・庸の税が課せられた。
4 惣という自治組織がつくられた。
(3)弥生時代の説明にあてはまるのはどれか。
1 調・庸が都で運ばれた。
2 二毛作が広まり、定期市が開かれた。
3 青銅器や鉄器が使われ始めた。
4 仏教が多くの人々に信仰された。
(4)743年の墾田永年私財法が出されるよりも前のできごとはどれか。
1 守護が国ごとにおかれた。
2 土地の生産量が石高で示された。
3 農具の備中ぐわが広まった。
4 和同開珎が初めてつくられた。
(5)江戸時代に商人や手工業者によってつくられ、営業を独占した同業者の組合はどれか。
1 株仲間
2 惣
3 寄合
4 座
【解答・解説】経済史の対策問題
(1)打ちこわし
打ちこわしは、都市の貧しい人々が江戸や大阪などで、ききんなどで米が不足し,商人が米を買い占めたことによってつり上がった米価を引き下げるなどのため米商人らを襲った反乱。一方で、百姓一揆は、百姓が、農村で年貢の減免や不正をはたらく村役人を交代させるなどのため領主に直訴したり,村役人らを襲った反乱。
(2)2
太閤検地は、豊臣秀吉が日本全土で行なった検地(田畑)の測量及び収穫量調査のこと。
記述対策太閤検地の目的→土地ごとの生産量を把握して効率よく年貢を取ること
記述対策太閤検地の目的→土地ごとの生産量を把握して効率よく年貢を取ること
(3)3
青銅器はおもに祭りの道具として使われましたが、鉄器は、おの・のみ・ナイフなどの木工具、くわ先・すき先・かまなどの農具、剣・刀などの武器
(4)4
723年に成立した三世一身の法は、朝廷から与えられた口分田とは別に、新しく自分で土地を切り開いた者には、その土地を3世代(孫の世代)まで自分たちの土地を許される法律で、743年の墾田永年私財法では、新しく土地を切り開いたらずっと自分たちの土地が許される法律です。
(5)4
座は、鎌倉時代から室町時代にかけ、商人や手工業者などがつくった同業組合。一方で、惣は、室町時代に、農民たちが村ごとにつくった自治組織。このあたりは、あやふやにせずきっちりと覚えて負いましょう。
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