高校入試に出る中学地理「緯度・経線の問題」のポイントについてまとめています。中でも、「赤道を通る国」「本初子午線を通る国」「日本のある都市と同緯度の都市」などは、よく出題される問題です。それでは、高校入試に出る中学地理「緯度・経線の問題」のポイントです。
緯度・経線の問題
- 赤道…地球の中心を通り、地球の自転軸に垂直な平面が地表を切る線です。緯度0度の点をむすんだ地球の表面を帯のようにとりまく線で、全周はおよそ4万kmとなっています。
- 本初子午線…地球上の経度の原線となる子午線。イギリスの旧グリニッジ天文台跡を通る子午線のことです。
- 経度…旧グリニッジ天文台跡(ロンドン)を通る南北の線を0°とし、東西へそれぞれ180°まで表した線のこと。 東経180°と西経180°は同じ場所を示します。
- 緯度… 赤道を基準として、それぞれ南北に90°までひかれた線のこと。
赤道を通る国
- 南アメリカ州…ブラジル・コロンビア・エクアドル
- アジア州…インドネシア
- アフリカ州…ソマリア・ケニア・ウガンダ・コンゴ民主共和国・コンゴ共和国・ガボン・サントメプリンシペ
本初子午線を通る国
- ヨーロッパ州…イギリス・フランス・スペイン
- アフリカ州…アルジェリア・マリ・ブルキナファソ・トーゴ・ガーナ
特に、ブラジル、イギリス、インドネシア、フランス、ガーナなどは、国の歴史や特徴などと絡めて出題されます。
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