【中1社会】3学期学年末テスト対策問題(解答付き)

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【中1社会】3学期学年末テスト対策問題(解答付き)です。中学1年生の皆さん、いよいよ学年末テストの時期がやってきました! 3学期の社会のテスト範囲は、「中部地方」「関東地方」「東北地方」「北海道地方」です。それぞれの地域の地形や気候、産業、歴史的特徴をしっかりと押さえておくことが重要です。中部地方は日本アルプスが広がり、工業や農業が発展している地域、関東地方は日本の政治・経済の中心地、東北地方は自然が豊かで伝統的な農業が盛んな地域、北海道地方は寒冷な気候の中で酪農や漁業が発達しているのが特徴です。本記事では、学年末テストによく出るポイントを押さえた対策問題を解答付きでご用意しました。問題を解きながら知識を整理し、しっかりとテスト対策を進めましょう!

学年 1学期中間 1学期期末 2学期中間 2学期期末 3学期学年末
中1(地理) 世界の姿・アジア州 ヨーロッパ・アフリカ 北南米・オセアニア 九州・中国・四国・近畿 今回:中部・関東・東北・北海道
中2(歴史) 原始・古墳・飛鳥 奈良・平安 鎌倉・室町 安土桃山・江戸 明治・大正・昭和
中3(公民) 現代の特色・人権 選挙・国会・内閣 裁判所・地方自治 消費生活・労働・企業 経済・金融・国際社会
※テスト範囲が違う時は、上の表を参考にリンク先へ
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【問題】3学期学年末テスト対策問題(中1社会)

【対策問題】中部地方
地図を見ながら、あとの問い答えなさい。
中部問題

(1) 中央高地に連なる飛騨山脈・木曽山脈 赤石山脈をまとめて何というか。

(2) 中京工業地帯の特色にあてはまらないものを、次から1つ選べ。
ア 日本最大の工業地帯である。
イ 自動車工業が発達している。
ウ 瀬戸で鉄鋼業がさかんである。
エ 四日市で公害病が発生した。

(3) 地図中のaの都市を中心とする大都市圏を何というか。

(4) 地図中のbの県が全国一の生産量をあげている農産物を、次から1つ選べ。
ア じゃがいも
ウ さつまいも
イ らっきょう
エ 茶

(5) 原材料の確保などの面で、特定の地域と密接に結びついている産業を何という か。

(6) かつては製糸業がさかんであったが、現在は電気機械工業が発達している地域を地図中のア~エから1つ選べ。

【対策問題】関東地方
地図を見ながら、あとの問いに答えなさい。
関東問題

(1) 地図中のaは、流域面積が日本最大の河川である。 この河川名を書け。

(2) 関東平野で近郊農業がさかんな理由を「大消費地」という語句を使って簡単に書け。

(3) 夏でも涼しい気候を利用して、キャベツの栽培がさかんな地域を、地図中のア~エから1つ選べ。

(4) 地図中のbの工業地帯で特にさかんな工業を次から1つ選べ。
ア 窯業
イ 製紙工業
ウ 印刷業
エ 水産加工業

(5) 次の文中の➀・➁から正しいものを1つずつ選べ。

東京の都心には、政治・経済の中枢機能が集中し(➀ 昼間、夜間)の人口が(➁ 昼間、夜間)の人口より多い。

【対策問題】東北地方
次の地図を見ながら、あとの問いに答えなさい。
東北問題

(1) 右の地図中のaの地域に見られる、出入りの多い複雑な海岸線の地形を何というか。

(2) 地図中のaの地域など、東北地方の太平洋側に吹き、夏の低温と日照不足の原因となる北東の風を何というか。

(3)次の➀・➁の果実の生産量が全国一の県を図中のア~カから1つずつ選べ。
➀ りんご
➁ さくらんぼ(おうとう)

【対策問題】北海道地方
地図を見ながら、あとの問いに答えなさい。
北海道問題

(1) 地図中のa~cの地域のおもな農業にあてはまるものを、次から1つずつ選べ。
ア 大規模な稲作
イ 大規模な畑作
ウ 大規模な酪農
エ 大規模な養蚕

(2) 明治初期に、北海道の開拓と北方の警備を兼ねて派遣された兵士を何というか。

(3) 北海道で特にさかんな、地元の資源を利用した工業を、次から1つ選べ。
ア 鉄鋼業
イ 石油化学工業
ウ IC工業
工 食料品工業

(4) 現在、ロシア連邦に占領されている島々を何というか。

【解答】3学期学年末テスト対策問題(中1社会)の解答

【解答・解説】中部地方
(1) 日本アルプス

(2) ウ

瀬戸市は多治見市などとともに、陶磁器などの窯業 がさかんである。中京工業地帯で鉄鋼業がさかんなのは東海市である。

(3) 名古屋大都市圏

(4) エ

bは静岡県である。牧原などの台地に茶畑が広がっている。

(5) 地場産業

(6) イ

イは諏訪盆地である。 養蚕地帯であったことから 第二次世界大戦前は日本有数の製糸業のさかんな地域であった。戦後、時計・カメラなどの精密機械工業の工場が進出し、近年は電子部品や産業用ロボットなどの電気機械工業の工場が多くなっている。

【解答・解説】関東地方
(1) 利根川

利根川の上流にはいくつものダムが建設されており、東京の水がめの役割を果たしている。

(2) (例)大消費地である東京に近いから。

一般に価格は需要量と供給量の関係で変動し、需要量が増えたり、供給量が減ったりすると、価格は上昇する。関東平野の近郊農業の場合、東京に近いことから、輸送費などのコストが少ないという利点があるが、何よりも大消費地の東京がひかえていることが重要である。大消費地ということは、需要量が多いことを意味する。需要が多いので、価格は高くなる。これが「場所」による利点であるとすれば、中央高地の高原野菜の抑制栽培や高知平野・宮崎平野の野菜の促成栽培は、「時期」による利点である。東京などの市場では、他の産地からの野菜の入荷量が少ない時期がある。 入荷量は供給量のことだから、供給が少ない時期に出荷すれば価格は上がる。

(3)ア

(4)ウ

bは京浜工業地帯。首都東京は日本の政治経済の中心であるとともに文化の中心でもあるので、情報が豊富に集まる。そのため、新聞社や出版社が集中しており、印刷業がさかんである。

(5) ➀昼間 ➁夜間

郊外や周辺の県から都心に通勤・通学する人が多いので、東京の都心は昼間の人口が夜間の人口を大きく上回っている。

【解答・解説】東北地方
(1) リアス海岸

やませは寒流の親潮 (千島海流)の上を通って吹いてくるので、夏に低温と日照不足をもたらしやすい。その結果、稲などの生長がさまたげられ、収穫量が減少する冷害にみまわれる。

(2) やませ

(3) ➀ア ➁オ

アは青森県。津軽平野などでりんごの栽培がさかんである。
オは山形県。山形盆地などでさくらんぼ(おうとう)の栽培がさかんである。

【解答・解説】北海道地方
(1)
a ア
b イ
c ウ

aは、石狩平野である。農業に適さない泥炭地が広がっていたが、排水工事と客土によって、日本を代表する水田地帯に生まれ変わった。
bは、十勝平野である 大型機械を利用した大規模な畑作が行われ、じゃがいも・てんさい・豆類・小麦などが栽培されている。地力の低下を防ぐため、年ごとに栽培作物を変える輪作が行われている。
cは、根釧台地である。寒冷な気候で、火山灰の土壌であったため、耕作に適さない地域であったが、パイロットファームや新酪農村の建設をきっかけに酪農がさかんになった。

(2) 屯田兵

さまざまな特権を失った士族が屯田兵として派遣された。旭川市などには、屯田兵が入植した「屯田兵村」の名残が見られる。

(3) エ

北海道では水産加工業や乳製品工業がさかんである。

■ 北海道地方ポイント

項目 内容
地形 日本最大の面積を持つ、山地が少なく平野が広い(石狩平野・十勝平野など)
気候 冷帯(亜寒帯)で、冬は寒さが厳しく雪が多い
農業 大規模な機械化農業(酪農・畑作が盛ん)、小麦・じゃがいも・てんさいの生産が多い
漁業 三大漁港(釧路・根室・稚内)、サケ・カニ・ホタテなどの漁獲が多い
産業 観光業(スキー場・温泉・自然景観)、食品加工業(乳製品・水産加工品)
都市 札幌(道庁所在地)、函館(港町)、旭川(内陸都市)
特色 アイヌ文化、広大な自然(知床・富良野など)
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