中学国語の「漢字の音訓」をまとめています。最後には、音読み・訓読みの練習問題がついているので、しっかり習得していきましょう。
漢字の音訓
音
音は、感じの中国語での発音をもとにした読み方です。中国から漢字を受け入れた時期や中国のどの地域の音が伝わったかによって、1つの漢字が複数の音をもつことがあります。
<例>
- 時間(じかん)
- 世間(せけん)
訓
訓は、漢字の意味から、同じ意味を表す日本語の言葉を読みとして当てはめたものです。1つの漢字が複数の訓をもつことがあります。
<例>
- 間(あいだ)
- 居間(いま)
複数の読み方をする熟語
同じ漢字を使った熟語でも、読み方の違いで、異なる意味を表すものがあります。
<例>
- 水にすむ生物(せいぶつ)
- すしは、生物(なまもの)
音読み・訓読みの練習問題
次の下線部の漢字の読みをひらがなで書きなさい。
- 受験生たちの勉強に対する意識が向上する
- 戦前の予想を上回る人数に驚愕する。
- 生徒たちの言動に頭に血が上る。
- 風上に立つ先生たち。
- お手上げの状態だが、最後まであきらめない。
- 先生の身の上話を聞いて、感動した。
- これからの人生における有益な話を聞いた。
- 有無を言わせず、言動は慎んでもらいたい。
- 砂糖を入れると、さらにおいしくなった。
- 土砂が流れくると、危険だから早めに非難する。
- 相互の関係を良くしていくことが、両国にとって不可欠だ。
- 日本の外相の、最近の活躍ぶりには目を見張る。
- 政治の仕組みを学んで、投票したい。
- 合格するには、病気を治すことが先決だ。
- 治安が乱れていて、心配だ。
- 国を治めるということは、相当な覚悟を要する。
- 平静を装っているが、内心恐れているには違いない。
- 平らな場所に、顕微鏡は置かなければいけない。
- 平等に分配することより、公平さが大事。
- 平泳ぎの練習をするが、一向に泳げるようにはならなあい。
- 行楽に出かけるので、非常に楽しみだ。
- 行列ができるほどの、パン屋がある。
- 自己紹介をするのは、案外、難しい。
- 克己心を持つということは、今の時代だからこそ大事。
- 十分後に出発する予定だが、間に合うだろうか。
- 十分に気をつける必要がある。
- 家の造作を楽しくしている最中だ。
- 何の造作もないことだけは避けたい。
- 一行空けて書く決まりがある。
- 調査隊の一行が帰国する。
- この祭りで一番の見物は花火だと言われている。
- 野球の試合を見物する。
- 日本画の大家の作品を鑑賞する。
- 試合の大勢が決する。
- 色紙にお礼の言葉を書いて送る。
- 分別のある行動を心がける。
解答
- じょう
- うわ
- のぼ
- かみ
- あ
- うえ
- ゆう
- う
- さ
- しゃ
- そう
- しょう
- じ
- な
- ち
- あさ
- へい
- たい
- びょう
- ひら
- こう
- ぎょう
- こ
- き
- じっぷん
- じゅうぶん
- ぞうさく
- ぞうさ
- いちぎょう
- いっこう
- みもの
- けんぶつ
- たいか
- たいせい
- しきし
- ふんべつ