【中学国語】同音異義語のポイントと練習問題です。ここでは、同音異義語の使い分けについて知ることがポイントとなります。漢字の意味を考えて、同音異義語を正しく使い分けられるようになりましょう。
同音異義語のポイント(同じ意味の熟語の使い分け)
同音異義語は、同じ読みで意味の異なる熟語で、漢字の意味を考えて使い分けます。
コツとしては、漢字の訓や、同じ漢字を使った他の熟語を思い浮かべるといいでしょう。
<例>「きょうい」
- 驚異(意味=驚くこと。驚くほどすばらしいこと。 驚嘆の「驚と異」)
- 脅威(意味=強い力で他のものを脅かすこと。 脅迫の「脅と威」)
「同音異義語」とよく混同しやすいのが、「同訓異字(異字同訓)」です。同音異義語=熟語か同訓異字=訓(字なので送り仮名を伴う)の違いですが曖昧ないな人は、下記を参考に。
比較 同じ訓を持つ漢字「同訓異字」
【問題】同音異義語の練習問題
【問1】次の( )の中のうち正しい漢字を選べ。
- 戦時から無事( 機関 ・ 帰還 )する。
- ( 制約 ・ 誓約 )書にサインする。
- 父の病気は( 快方 ・ 介抱 )に向かった。
- 電車の運賃を( 精算 ・ 生産 )する。
- 中学生を( 対象 ・ 対照 )とした参考書。
【問2】次の下線部のひらがなを、漢字にせよ。
- 歴史にかんしんがある
- 弟の作文にかんしんする
- 窓をかいほうする。
- 仕事からかいほうされる
- きんこうが保たれる
- 神奈川などの大都市きんこうの町に住む。
- 生徒をかんしょうしない。
- 詩を読んでかんしょうにひたる。
- 名作の文章をあんしょうする。
- 船があんしょうに乗り上げる。
- しんしょくを忘れて働く
- 暴雨にしんしょくされた岩。
【解答】同音異義語の練習問題の解答
【問1】
- 帰還
- 誓約
- 快方
- 精算
- 対象
【問2】
- 関心
- 感心
- 開放
- 解放
- 均衡
- 近郊
- 干渉
- 感傷
- 暗唱
- 暗礁
- 寝食
- 浸食
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