【中学国語】熟字訓のまとめ・練習問題

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中学国語の熟字訓について学習します。熟字訓とは、漢字からなる熟語に訓読みを当てたもので、昔から日本にある慣習的な読み方をするものです。覚えていないと読み方はわかりませんので、一つ一つ覚えていくことが大切です。

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熟字訓とは

慣習による特別な読み方をする熟語のことで、漢字の意味を考えれば何と読むのか推測はある程度予想できます。しかし、難解なものもあるので、登場するたびに覚えてしまいましょう。中学校までに学習する熟字訓は約80くらいですので、練習すれば確実にマスターできます。

入試によく出る熟字訓

これから紹介する熟字訓は、中学校までに学習するもので、入試でも頻繁に登場するものです。皆さん読みるか挑戦して、読めなかった熟字訓は確実に覚えていきましょう。また、「読み」だけでなく「書き」までできれば完璧です。

  • 明後日…あさって
  • 明日…あす
  • 海部…あま
  • 硫黄…いおう
  • 意気地…いくじ
  • 十六夜…いざよい
  • 田舎…いなか
  • 息吹…いぶき
  • 海原…うなばら
  • 乳母…うば
  • 浮つく…うわつく
  • 笑顔…えがお
  • お母さん…おかあさん
  • 叔父(伯父)…おじ
  • お父さん…おとうさん
  • 一昨日…おととい(おとつい)
  • 一昨年…おととし
  • 乙女…おとめ
  • 大人…おとな
  • 叔母(伯母)…おば
  • お巡りさん…おまわりさん
  • お神酒…おみき
  • 玩具…おもちゃ
  • 母屋…おもや
  • 神楽…かぐら
  • 河岸…かし
  • 鍛冶…かじ
  • 風邪…かぜ
  • 仮名…かな
  • 為替…かわせ
  • 河原(川原)…かわら
  • 如月…きさらぎ
  • 昨日…きのう
  • 今日…きょう
  • 果物…くだもの
  • 玄人…くろうと
  • 今朝…けさ
  • 景色…けしき
  • 心地…ここち
  • 今年…ことし
  • 早乙女…さおとめ
  • 一昨昨日…さきおととい
  • 雑魚…ざこ
  • 桟敷…さじき
  • 差し支える…さしつかえる
  • 流石…さすが
  • 皐月(五月)…さつき
  • 早苗…さなえ
  • 五月雨…さみだれ
  • 秋刀魚…さんま
  • 明明後日…しあさって
  • 時雨…しぐれ
  • 羊歯…しだ
  • 竹刀…しない
  • 芝生…しばふ
  • 清水…しみず
  • 三味線…しゃみせん
  • 砂利…じゃり
  • 数珠…じゅず
  • 上手…じょうず
  • 白髪…しらが
  • 素人…しろうと
  • 師走…しわす
  • 数寄屋…すきや
  • 相撲…すもう
  • 草履…ぞうり
  • 出汁…だし
  • 山車…だし
  • 太刀…たち
  • 立ち退く…たちのく
  • 七夕…たなばた
  • 足袋…たび
  • 稚児…ちご
  • 一寸…ちょっと
  • 一日…ついたち
  • 築山…つきやま
  • 梅雨…つゆ
  • 凸凹…でこぼこ
  • 手伝う…てつだう
  • 伝馬船…てんません
  • 投網…とあみ
  • 時計…とけい
  • 友達…ともだち
  • 十重二十重…とえはたえ
  • 読経…どきょう
  • 仲人…なこうど
  • 名残…なごり
  • 雪崩…なだれ
  • 兄さん…にいさん
  • 姉さん…ねえさん
  • 野良…のら
  • 祝詞…のりと
  • 婆さん(祖母さん)…ばあさん
  • 博士…はかせ
  • 梯子…はしご
  • 二十歳(二十)…はたち
  • 波止場…はとば
  • 速足…はやあし
  • 疾風…はやて
  • 他人事…ひとごと
  • 一人…ひとり
  • 日向…ひなた
  • 日和…ひより
  • 相応しい…ふさわしい
  • 二人…ふたり
  • 二日…ふつか
  • 吹雪…ふぶき
  • 下手…へた
  • 部屋…へや
  • 微笑…ほほえみ
  • 迷子…まいご
  • 真面目…まじめ
  • 不味い…まずい
  • 真っ赤…まっか
  • 真っ青…まっさお
  • 真面…まとも
  • 眼差し…まなざし
  • 神輿…みこし
  • 晦日…みそか
  • 御手洗…みたらし
  • 土産…みやげ
  • 息子…むすこ
  • 眼鏡…めがね
  • 猛者…もさ
  • 紅葉…もみじ
  • 木綿…もめん
  • 最寄り…もより
  • 両刃…もろは
  • 八百屋…やおや
  • 八百万…やおよろず
  • 火傷…やけど
  • 大和…やまと
  • 山脈…やまなみ
  • 昨夜…ゆうべ
  • 浴衣…ゆかた
  • 行方…ゆくえ
  • 寄席…よせ
  • 他所(余所)…よそ
  • 若人…わこうど
  • 山葵…わさび

昔の月の呼び名

熟字訓でも登場する、昔の月の呼び名も確認しておきましょう。今は太陽暦を使用していますが、昔は太陰暦を使用していました。季節のずれが生じます。旧暦の1月~3月までが春、4月~6月までが夏、7月~9月までが秋、10月~12月までが冬になります。

  • 1月…睦月(むつき)
  • 2月…如月(きさらぎ)
  • 3月…弥生(やよい)
  • 4月…卯月(うづき)
  • 5月…皐月(さつき)
  • 6月…水無月(みなづき)
  • 7月…文月(ふみつき・ふづき)
  • 8月…葉月(はづき)
  • 9月…長月(ながつき)
  • 10月…神無月(かんなづき、かみなづき)
  • 11月…霜月(しもつき)
  • 12月…師走(しわす、しはす)
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【練習問題】熟字訓

次の熟字訓の読みを答えよ。
(1)乙女
(2)為替
(3)若人
(4)博士
(5)皐月
(6)意気地
(7)小豆
(8)時雨
(9)雪崩
(10)五月雨

【解答】熟字訓

(1)おとめ
(2)かわせ
(3)わこうど
(4)はかせ
(5)さつき
(6)いくじ
(7)あずき
(8)しぐれ
(9)なだれ
(10)さみだれ

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この記事を書いた人

Exameeでは、理科の記事を担当。中学基礎・基礎学習サイトPikuuの編集長も兼任。普段は、学習塾で理科、高校生物、高校物理、高校地学を担当。丁寧でわかりやすい授業が好評を博する。

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