【中学国語】覚えておきたい対義語一覧についてまとめています。
対義語
反対の意味をもつ二語のことを対義語、または反対語といいいます。対義語には、次の3つのパターンがあります。
対義語の種類
一次が対義しているパターンです。
- 朝日と夕日
- 正常と異常
- 起点と終点
- 往信と返信
- 偶然と必然
否定の字が上につくパターンです。
- 安心と不安
- 開化と未開
- 道理と無理
- 肯定と否定
- 平凡と非凡
全体が対義しているパターンです。
- 過去と未来
- 具体と抽象
- 原因と結果
- 安全と危険
- 一般と特殊
また、次のようにどのような観点で対比するかによって、対義語が変わることがあるのに注意する必要があります。
対義語が変わる場合「(例)兄」
「兄」という対義語は何になるでしょうか。「弟」や「姉」と答えが分れたのではないでしょうか。どちらも正解で、どんな観点で対義するかによって対義語が変化します。
- 年上・年下という観点から見たときの対義語は、「兄と弟」
- 男性・女性という観点から見たときの対義語は、「兄と姉」
このように、対義する観点で対義語は変化します。意味をしっかりと考えて対義するようにしましょう。
入試によく登場する対義語
入試でよく出題される、熟語の対義語をまとめています。
- 安全↔危険
- 一般↔特殊
- 延長↔短縮
- 往信↔返信
- 拡大↔縮小
- 歓喜↔悲哀
- 起床↔就寝
- 許可↔禁止
- 偶然↔必然
- 苦痛↔快楽
- 権利↔義務
- 現実↔理想
- 建設↔破壊
- 原因↔結果
- 肯定↔否定
- 困難↔容易
- 賛成↔反対
- 自然↔人工
- 集合↔解散
- 収入↔支出
- 主観↔客観
- 受動↔能動
- 需要↔供給
- 承諾↔拒絶
- 真実↔虚偽
- 親切↔冷淡
- 慎重↔軽率
- 正常↔異常
- 成功↔失敗
- 生産↔消費
- 総合↔分析
- 増加↔減少
- 単純↔複雑
- 淡泊↔濃厚
- 抽象↔具象
- 直接↔間接
- 敏感↔鈍感
- 服従↔反抗
- 平凡↔非凡
- 保守↔革新
- 未来↔過去
- 模倣↔創造
- 優勢↔劣勢
- 陽気↔陰気
- 楽観↔悲観
- 利益↔損害
- 理性↔感情
- 立体↔平面
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