【中3理科】分解者のはたらきのポイント

生物のつながりのなかでも、分解者のはたらきについて詳しく学習していきます。まずは、分解者がどのようなはたらきを行っているのかを理解し、実験の内容を押さえましょう。

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分解者とは

分解者とは、有機物を無機物に分解する生物です。もう少し詳しく説明すると、分解者は、呼吸のはたらきにより、生物の死がいやふんなどの有機物無機物二酸化炭素に分解してくれる生物です。

分解者のはたらき

菌類・細菌類

土の中などに生息する微生物が分解者です。具体的には、菌類細菌類が分解者になります。土の中のダンゴムシやトビムシなどの小動物も分解者に含めることもありますが、これらは、土の中の生物の死がいやふんを細かくするだけで、完全に二酸化炭素と水まで分解することはできません。

  • 菌類…カビやキノコ
  • 細菌類…枯草菌や大腸菌などの「〇〇菌」
分解者のポイント!❶分解者とは、有機物を無機物に分解する生物!
❷呼吸のはたらきで、有機物を無機物の二酸化炭素と水に分解!
❸カビ・キノコなどの菌類や、「〇〇菌」の細菌類が分解者!
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分解者のはたらきを調べる実験

下の図のように、落ち葉や葉っぱを水に入れ、十分にかき混ぜた後、布を使ってこし出した。この液を2つの試験管に入れ、一方は加熱した後にデンプンのりを入れ、もう一方は加熱せずにデンプンのりを入れ数日間放置した。

分解者のはたらき

対照実験

この実験で、一方のビーカーに入れた液は加熱し、もう一方の液は加熱しなかったのは、対照実験にするためです。加熱することで、水の中にこし出された微生物である分解者が死んでしまうので、分解者がいる液と分解者がいない液をつくることができます。

このように、条件を一つだけ変えて(分解者がいる・分解者がいない)実験することを対照実験といいます。この対照実験を行うことで、デンプンが微生物(分解者)によって分解されることが明らかになります。

実験の結果

この実験の結果を表にまとめてみました。

加熱したビーカーの液加熱しなかったビーカーの液
微生物(分解者)いないいる
ヨウ素液青紫色変化しない
デンプン残ったまま分解された
石灰水変化しない白くにごった

加熱したビーカーの液には分解者である微生物がいないので、デンプンは残ったままになっています。加熱しなかった方のビーカーの液には、分解者である微生物がいますので、微生物の呼吸のはたらきにより、デンプンが分解され、二酸化炭素が発生していることがわかります。

つまり、この実験で、土の中の微生物が、有機物を無機物に分解していることがわかります。

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