【中3社会】3学期学年末テスト対策問題(解答付き)

中3社会3学期学年末テストアイキャッチ画像 中学公民
スポンサーリンク

中学3年生の皆さん、いよいよ学年末テストが迫ってきましたね! 今回の社会のテスト範囲は「市場経済」「金融」「国際社会」です。市場経済では、需要と供給の関係や価格の決定、経済の仕組みについて理解しておくことが重要です。金融に関しては、銀行や株式市場、貨幣の流通など、現代経済の基盤となる金融制度の役割を押さえましょう。また、国際社会では、国際関係や国際問題、国際機関の働きについての知識が求められます。本記事では、テストによく出る問題を厳選し、解答・解説付きでご用意しました。問題を解きながら知識を整理し、学年末テストに向けてしっかりと準備を進めましょう!

学年 1学期中間 1学期期末 2学期中間 2学期期末 3学期学年末
中1(地理) 世界の姿・アジア州 ヨーロッパ・アフリカ 北南米・オセアニア 九州・中国・四国・近畿 中部・関東・東北・北海道
中2(歴史) 原始・古墳・飛鳥 奈良・平安 鎌倉・室町 安土桃山・江戸 明治・大正・昭和
中3(公民) 現代の特色・人権 選挙・国会・内閣 裁判所・地方自治 消費生活・労働・企業 今回:経済・金融・国際社会
※テスト範囲が違う時は、上の表を参考にリンク先へ
スポンサーリンク

【問題】3学期学年末テスト対策問題(中3社会)

【問題】市場経済の仕組みと金融
【問1】次のグラフは、ある都市のほうれん草の入荷量と価格の動きを示しており、次の文は、このグラフを読み取ったものである。文中の(イ)~(ニ)に当てはまる語句のうち、二つを正しく組み合わせたのはどれか。
入荷量と価格の関係

Aの期間では、(イ)が(ロ)するにつれて価格が高くなっているが、Bの期間では、供給が(ハ)するにつれて価格が(ニ)なっている。

1 イは需要、ロは減少
2 イは供給、ニは低く
3 ロは増加、ハは減少
4 ハは増加、ニは高く

【問2】次の表は、わが国の産業別就業者割合を示し、a~cはそれぞれ第1次産業、第2次産業、第3次産業のいずれかを示している。a~cに含まれる産業のうち、二つを正しく組み合わせたのはどれか。

1 aはサービス業、bは製造業   2 bは漁業、cは商業
3 aは商業、bはサービス業    4 aは製造業、cは漁業

【問3】わが国の市場の独占について述べた文のうち、正しいのはどれか。

1 公正取引委員会は、企業の生産を集中させて独占を促すためにある。
2 市場が少数の企業に独占されると、消費者の利益を損なう場合がある。
3 企業同士のカルテルを禁止し、独占を防ぐために製造物責任法がある。
4 市場を独占する企業があると、企業間の公正な自由競争は促進される。

【問4】次の文中の( )に当てはまる語句を正しく組み合わせたのはどれか。
物価が持続して(ア)がり、お金(貨幣)の価値が(イ)がる状態をデフレーションという。

1 アは上、イは上    2 アは上、イは下
3 アは下、イは上    4 アは下、イは下

【対策問題】為替変動(円安・円高)
次の問いに答えなさい。
(1)各国の通貨の交換比率を何というか。

(2) 1ドル=150円が1ドル=100円になることを何というか。

(3) (2) のとき、一般に有利になると考えられる業種を, 次から1つ選べ。
ア 自動車会社
イ 小麦の輸入業者
ウ 外国人向けの宿泊業者 エ 日本酒の輸出業者

(4)円ドル相場は変化します。次の2日間のうち、ドルを円に両替した時に手に入る日本円の金額が低くなるのは8日、20日のどちらか答えなさい。

<東京マーケット 8日>

円ドル相場 17時現在 119.19円 2.58円安
1ユーロ=1.3744ドル 163.85円

<東京マーケット 20日>

円ドル相場  17時現在 115.28円 0.48円安
1ユーロ=1.3500ドル 155.66円

【対策問題】これからの国際社会と日本
【問1】次の問いに答えなさい。
(1) 人種や宗教などが理由で政治的な弾圧を受けたり紛争によって被害を受けたりしたために、国外へ逃れた人々のことを何というか。

(2) 東南アジアの10か国が政治や経済などの協力を進めるために結成した国際組織を、次から1つ選べ。
ア ASEAN
イ NAFTA
ウ APEC
エ EU

(3) 国際社会がかかえている南北問題とは,どのような問題か。簡単に書け。

(4) 先進工業国の政府が発展途上国に対して行っている経済援助のことを何というか。

【問2】発展途上国に援助する方法として、最も望ましいことはどれか、ア~エから1つ選びなさい。

ア 相手国政府の政策が実施できるように,相手国政府にお金を貸してあげる。
イ 私たち日本人が考えた医療物資や食料品などをあげる。
ウ 現地の人々が何を望んでいるのかを聞いたうえで、援助する内容を決める。
エ 日本製の自動車は性能が優れているので, 中古車を送っ て使ってもらう。

【問3】輸入や輸出について国際的なルールを定めたり、輸入や輸出をめぐる紛争を解決したりしている国際連合の関連機関を何といいますか。

【解答】3学期学年末テスト対策問題(中3社会)の解答

【解答】市場経済と価格
【問1】

供給量(売ろうとする商品の量)よりも需要量(買おうとする商品の量)が少ないと,商品が売れ残るので価格は下がるのが一般的。逆に、需要量(買おうとする商品の量)よりも供給量(売ろうとする商品の量)が少ないと、商品が足りなくなるので価格は上がるのが一般的です。

【問2】

戦後、日本の経済は、技術進歩に伴う生産力の向上、所得増加に伴う生活スタイルの変化などの影響を受け、産業構造を大きく変化してきました。

【問3】

比較寡占とは「少数の企業」が生産や販売市場を支配している状態
独占とは「1つの企業」が生産や販売市場を支配している状態

【問4】

【解答・解説】為替変動(円安・円高
(1) 為替相場 (為替レート)

為替相場は、かつては1ドル=360円というように固定相場制であったが、現在は各国の経済状況によって変化する変動相場制になっている。

(2) 円高

外国通貨のドルに対して円の価値が高くなるので円高である。反対に、1ドル=100円が1ドル=150円になることは円安である。

(3) イ

円高のときは、同一の商品が相手国の通貨で高くなるので、日本にとっては輸出が不利になり、輸入が有利になる。日本は農産物の多くを輸入にたよっているので円高のときは小麦など農産物の輸入業者は利益が大きくなる。ア、エは輸出に支えられている面が強いので不利になる。ウについて、訪日観光客が使える金額が小さくなるので不利である。

(4) 20日

ドルに対して円の価値が下がることを円安という。

【解答・解説】これからの国際社会と日本
【問1】
(1) 難民

(2) ア

東南アジア諸国連合のこと。イは北米自由貿易協定、ウはアジア太平洋経済協力会議、エはヨーロッパ連合の略称である。

(3) (例) 先進工業国と発展途上国の間の経済格差の問題。
北半球に先進工業国が多く、赤道付近や南半球に発 展途上国が多いことから、南北問題とよばれている。さらに深刻な問題として、発展途上国内でも、鉱産資 源にめぐまれた国とめぐまれない国の経済格差があり、こちらは南南問題とよばれている。

(4) 政府開発援助(ODA)

【問2】ウ

【問3】世界貿易機関

途上国への開発援助には、その国の歴史・文化・環境なとを尊重しつつ、資金や技術を提供することが望ましい。
中学社会を学ぶ
中学社会(地理・歴史・公民)を単元別にわかりやすくポイントを解説しています。定期テストやもちろん高校入試まで対応しています。全て無料です。お役に立てるとうれしいです。頑張ってください。

コメント

テキストのコピーはできません。