【中学数学二次関数】面積が等しくなる座標を求める等積変形の問題

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【中学数学二次関数】面積が等しくなる座標を求める等積変形の問題です。

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【問題】面積が等しくなる座標を求める等積変形の問題(中学関数)

次の図のように、関数y=1/4x2…➀のグラフ上に2点A、Bがあり、点Aのx座標は-4、点Bのx座標は8である。また、点Pは1のグラフ上のAからBまでの部分にある点である。座標軸の1目もりを1cmとして、次の問いに答えなさい。
二次関数面積が等しくなる座標を求める問題アイキャッチ画像

(1)点Pのx座標が2のとき、△APBの面積を求めなさい。
(2)△APBの面積が30cm2のとき、点Pの座標をすべて求めなさい。

【解答・解説】面積が等しくなる座標を求める等積変形の問題(中学関数)

(1)54cm2
(下準備)
y=1/4x2にx=-4を代入して、A(-4,4)。y=1/42にx=8を代入して、B(8,16)。これより、2点A、Bを通る直線の式を求めると、y=x+8…➁

直線➁上にあり、x座標が2である点をQとするとy=x+8にx=2を代入して、y=2+8=10より、Q(2,10)。また、点Pのy座標は、y=1/42にx=2を代入して、P(2,1)。よって、PQ=10-1=9(cm)。したがって、△APB=△APQ+△BPQ=54(cm2)。

(2)(-2,1)、(6,9)
点Pのx座標をpとすると、P(p,1/4p2)と表せる。また、直線➁上にあり、x座標がpである点をSとすると、S(p,p+8)と表せるから、PS=-1/4p2+p+8(cm).

(1)と同じように考えると、△APB=1/2×PS×12=-3/2p2+6p+48(cm)。△APB=30cm2となるとき、-3/2p2+6p+48=30より、p=-2,6。これらはともに、-4≦p≦8を満たすから、p=-2のとき、P(-2,1)、p=6のとき、P(6,9)。

中学数学
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この記事を書いた人
君島琴美

Examee編集長。このサイトでは、理科以外の教科を担当。基礎学習サイトPikuuのライターも務める。普段の学習塾では、数学、面接、総合型選抜対策の講座を受け持つ。エグゼクティブ講師として、数々の難関高校、難関大学への合格者を輩出している。

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