【定期テスト対策問題】マグマと火山噴出物の問題

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【定期テスト対策問題】マグマと火山噴出物の問題です。

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【問題】マグマと火山噴出物の問題

問題下の図は火山のようすを表したものである。これについて、次の各問いに答えよ。

火山噴出物

(1)上の図のAは、火口から噴出された、粒の直径が2mm以下の小さな粒子がである。これを何というか。名称を答えなさい。

(2)上の図のBは、火口から噴出された、粒の直径が65mm以上のラグビーボールのようなかたまりである。これを何というか。名称を答えなさい。

(3)上の図のCは、火口からマグマが流れ出したものである。これを何というか。名称を答えなさい。

(4)火山が噴火した際に、火口から出されるA~Cのようなものをまとめて何というか。

(5)(4)には、A~C以外に火山ガスがある。火山ガスの主成分は何か。

(6)火山ガスには(5)で答えた気体や二酸化炭素などが含まれている。これ以外に、無色で刺激臭を有する気体も発生している。この気体は、化石燃料の燃焼などで大量に排出され大気汚染や環境問題の原因となる気体と同じである。この気体の名称を答えよ。

(7)火山から出されるものはすべて高温でどろどろに溶けたDがもとになっている。Dの名称を答えよ。

(8)日本では、火口から出されたAなどは、火山の東西南北のどの方向に堆積することが多いか。4方位のうちいずれかで答えよ。

【解答・解説】マグマと火山噴出物の解答

(1)火山灰

火山灰とは、火山が噴火した際にふき出される、粒の直径が2mm以下の小さな粒子です。マグマがもととなっています。火山灰が堆積し押し固められると、凝灰岩になります。

(2)火山弾

火山弾は、火山の噴火した際にふき出される、溶岩の破片が直径65mm以上のラグビーボール状の形に固まったものです。火口から数kmも飛ばされることがあり、ヒトや家屋に直撃し、大きな被害をもたらすことがあります。

(3)溶岩

火山が噴火した際に、火口からマグマが流れ出たものを溶岩といいます。マグマのねばりけによって、溶岩の流れ方も変わります。

(4)火山噴出物

火山が噴火した際に、火口から噴出されるものを火山噴出物といいます。火山噴出物には、火山灰や火山弾、溶岩、火山ガスなどがあります。

(5)水蒸気

火山が噴火した際に、火山から噴出するガスを火山ガスといいます。火山ガスのほとんどは水蒸気ですが、他にも二酸化炭素や有害な気体も含まれています。

(6)二酸化硫黄

火山ガスの中には、無色で刺激臭の二酸化硫黄も含まれています。二酸化硫黄は化石燃料を燃やした際に発生し、大気汚染の原因にもなる気体です。

(7)マグマ

火山噴出物のもととなるものがマグマです。マグマは、地球を構成する固体がどろどろに溶けたもので温度は600℃~1200℃になります。

(8)

日本上空には1年を通して偏西風という風が吹いています。偏西風は西から東に吹いていて、火山灰などもこの流れに乗って運ばれます。したがって、火口の東側に火山噴出物は堆積します。

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Exameeでは、理科の記事を担当。中学基礎・基礎学習サイトPikuuの編集長も兼任。普段は、学習塾で理科、高校生物、高校物理、高校地学を担当。丁寧でわかりやすい授業が好評を博する。

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