中1理科|大地の変化・活きている地球|テスト対策問題です。中学1年生の理科「大地の変化・活きている地球」のテスト対策を始めるにあたり、地球がどのように変化してきたのかを理解することは非常に重要です。この単元では、地震や火山の活動、大陸の移動など、地球の内部から表面に至るまで様々な現象について学びます。これらの現象がどのように地球の姿を作り上げ、私たちの生活にどんな影響を与えるのかを知ることが、テスト対策の第一歩です。今回は、その重要なポイントを押さえた問題を紹介し、効率よく学べるようサポートしていきます。テストで高得点を狙うために、ぜひこの問題に挑戦してみましょう!
【問題】大地の変化・活きている地球
[問1]下の文章は、明さんが、親せきの家に行ったときに見た雲仙普賢岳について調べたことや、その近くで採取した火山灰と家の庭にあった岩石について観察したことを発表した内容の一部である。また、図1は雲仙普賢岳を、図2は家の庭にあった岩石をスケッチしたものである。次の各問いの答えを、解答欄に記入せよ。
(1)文中の①、②の( )内の語句から、それぞれ適切なものを1つずつ選び、記号で答えよ。
(2)下線部③のような火成岩のつくりを何組織というか。
(3)下線部④から、岩石が、気温の変化や水のはたらきなどによって、表面からぼろぼろに
なってくずれ、土や砂になっていく現象を何というか。
(4)図2のスケッチから、この岩石は何だと考えられるか。次の1~4から1つ選び、番号で
答えよ。
1:ハンレイ岩 2:カコウ岩 3:リュウモン岩 4:アンザン岩
【問2】次の問いに答えなさい。
- 地下にある高温でどろどろに溶けた状態の岩石を何というか。
- 火口から外に噴出されたものを何というか。
- 2のうち、マグマが地表に流れ出たものを何というか。
- 2のうち、粒が小さく吹き上げられるものを何というか。
- 火山ガスの主成分は何か。
- 噴火のようすや火山の形は、何によって決まるか。
- 三原山のように傾斜がゆるやかな形をした火山のマグマの粘り気はどうか。
- 雲仙普賢岳のように傾斜が急な形をした火山の岩石の色はどうか。
- 激しく爆発的な噴火をするのは、三原山と雲仙普賢岳のどちらか。
- 火山噴出物が白っぽいのはマグマの粘り気が強いマグマか、弱いマグマか。
- 火山噴出物はマグマが冷えてできた粒を含んでいるが、これらの粒のうち、結晶となったものを何というか。
- 石英や長石のように白っぽい鉱物を何というか。
- 黒雲母やカンラン石のように黒っぽい鉱物を何というか。
- ガラス質で無色透明か白色の鉱物で、たたくと不規則に割れる性質を持つ鉱物は何か。
- 白色か薄い桃色で、たたくと一定方向に割れる性質を持つ鉱物は何か。
- 黒色で決まった方向に薄くはがれる性質を持つ鉱物は何か。
- マグマが冷えてできる岩石を何というか。
- 17のうち、マグマが地下深くでゆっくりと冷えてできる岩石を何というか。
- 18の岩石のつくりを何というか。
- 17のうち、マグマが地表や地表近くで急に冷えてできる岩石を何というか。
- 20の岩石のつくりを何というか。
- 火山岩のつくりで、結晶の部分を何というか。
- 火山岩のつくりで、結晶以外のガラス質の部分を何というか。
- 花こう岩、せん緑岩、斑れい岩は、深成岩と火山岩のどちらか。
- 流紋岩、安山岩、玄武岩は、深成岩と火山岩のどちらか。
【問3】次の問いに答えなさい。
- 岩石が長い間に、温度の変化などで表面から崩れていく現象を何というか。
- 流水のはたらきで、大地が削られるはたらきを何というか。
- 土砂のうち粒の直径が一番大きいものを何というか。
- 土砂のうち粒の直径が2mm〜0.06mmのものを何というか。
- 土砂のうち粒の直径が一番小さいものを何というか。
- 堆積物が長い年月をかけ押し固まってできた岩石を何というか。
- 火山灰が降り積もってできる岩石を何というか。
- サンゴや貝などの生物の死骸が固まってできる岩石を何というか。
- 8に薄い塩酸をかけると何という気体が発生するか。
- 放散虫などの生物の死骸が固まってできる岩石で、薄い塩酸をかけても気体が発生しない岩石を何というか。
- 大昔の生物や生物の足跡などが地層に残されたものを何というか。
- 地層が堆積した当時の地質時代がわかる化石を何というか。
- 地層が堆積した当時の環境や場所がわかる化石を何というか。
- アンモナイトは地質時代でいうと何代のものか。
- ビカリアは地質時代でいうと何代のものか。
- サンゴの化石は、地層が堆積した当時、環境がどうだったことを表しているか。
- シジミの化石は、地層が堆積した当時、どのような場所であったことを表しているか。
- 地層のつながりを知る手がかりとなる地層を何というか。
- 地層が地表に現れているところを何というか。
【解答・解説】大地の変化・活きている地球の解答
【問1】
(1)①ア ②ウ
火山のかたちや噴火のようすは、マグマのねばりけによって決まります。マグナのねばりけが強いと、火山はおわんを伏せたような形になり、噴火は激しくなります。逆にマグマのねばりけが弱いと、火山のかたちは平べったくなり、噴火のようすはおだやかになります。
(2)等粒状組織
マグマが地下深くでゆっくりと冷え固まると、マグマの成分である鉱物の結晶が大きく育ちながら固まり、図2のような等粒状組織になります。逆に、マグマが地表や地表付近で急に冷やされると、結晶が大きく育つ前に冷え固まり、斑状組織になります。
(3)風化
風化とは、気温の変化や水の状態変化などで、岩石などが表面からぼろぼろに崩れていく現象です。これと似た現象に侵食がありますが、侵食は流水のはたらきなどで岩石が削られる現象です。
(4)2
図2から等粒状組織であることがわかる。等粒状組織を持つ火成岩は、カコウ岩、センリョク岩、ハンレイ岩の深成岩である。このうち、無色鉱物の石英、有色鉱物の黒雲母を含む深成岩は、白っぽいカコウ岩になります。
【問2】
- マグマ
- 火山噴出物
- 溶岩
- 火山灰
- 水蒸気
- マグマの粘り気
- 弱い
- 白っぽい
- 雲仙普賢岳
- 強いマグマ
- 鉱物
- 無色鉱物
- 有色鉱物
- 石英
- 長石
- 黒雲母
- 火成岩
- 深成岩
- 等粒状組織
- 火山岩
- 斑状組織
- 斑晶
- 石基
- 深成岩
- 火山岩
【問3】
- 風化
- 侵食
- れき
- 砂
- 泥
- 堆積岩
- 凝灰岩
- 石灰岩
- 二酸化炭素
- チャート
- 化石
- 示準化石
- 示相化石
- 中生代
- 新生代(新生代第三紀)
- 暖かくきれいな浅い海
- 河口や湖
- かぎ層
- 露頭
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