【中学理科問題】セキツイ動物の特徴の分類・動物の体温の特徴の分類問題

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【中学理科問題】セキツイ動物の特徴の分類・動物の体温の特徴の分類問題です。

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【問題】動物の分類の問題

下の図1は、背骨がある動物を特徴によりA~Eの5つのグループに分類したものである。図2は、動物の体温の特徴を表したもので、周囲の温度が変化したときの体温の変化のようすを表している。これについて、次の各問いに答えなさい。

動物の分類

(1)図1のA~Eのグループに分類される動物は、すべて背骨をもつ動物である。背骨をもつ動物を何というか。

(2)図1のアに当てはまるうまれ方を何というか。また、アのうまれ方をするグループAは何類になるか。

(3)図1の体温の調節方法は、動物のグループによりイとウに分けることができる。このうちイにあてはまる動物の体温の変化を表したグラフは、図2のxとyのどちらか、記号で答えなさい。また、このような体温の変化をする動物を何動物というか、名称を答えなさい。

(4)図1の呼吸の仕方で、グループDはエになる。エの呼吸の仕方を、子の時期と親の時期の特徴が分かるように説明しなさい。

(5)図1のグループCにあてはまる動物を、次のア~オの中から一つ選び、記号で答えなさい。
ア サメ  イ カエル  ウ ヤモリ  エ イモリ  オ ハト

【解答・解説】動物の分類の解答

(1)セキツイ動物

背骨がある動物をセキツイ動物。背骨がない動物を無セキツイ動物といいます。

(2)うまれ方:胎生 グループ名:ホニュウ類

セキツイ動物の中で、卵ではなく親と似た形の子を産むのはホニュウ類のみで、子を産むなかまのふえ方を胎生といいます。その他のセキツイ動物は卵生で、卵を産みなかまをふやします。

(3)記号: 動物名:恒温動物

外界の温度が変化しても、体温がほぼ一定に保たれる動物を恒温動物といいます。セキツイ動物の中で恒温動物なのは、ホニュウ類と鳥類になります。したがって、図1のイが恒温動物になります。恒温動物の体温の変化は、一定に保たれているxになります。

(4)子の時期はエラと皮ふで呼吸し、親になると肺と皮ふで呼吸する。

カエルやイモリ、サンショウウオなどの両生類は、子のときにはエラと皮ふで呼吸し、親になると肺と皮ふで呼吸をします。

(5)

グループCは、変温動物で卵生で一生を通じて肺呼吸をするので、ハチュウ類であるとわかります。ハチュウ類には、ヘビやワニ、カメ、トカゲ、ヤモリなどがいます。

イモリとヤモリは間違えやすいのよく出題されます。ここで整理しておきましょう。

  • イモリ…両生類
  • ヤモリ…ハチュウ類
  • コウモリ…ホニュウ類
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