季節によって見える星座の種類は変化します。どの星座がどの時間帯に、どの方角に見えるか答えられるようになりましょう。
【対策問題】季節の星座の見え方
下の図は、太陽とそのまわりを公転する地球と星座の位置関係を表したものである。これについて、次の各問いに答えよ。
(1)地球が太陽のまわりを公転しBの位置にあるとき、日本の季節は何になるか。
(2)地球がBの位置にあるとき、真夜中に南中する星座は何か。上の図の中から1つ選び、星座名を書け。
(3)地球がBの位置にあるとき、一晩中観察できない星座はどれか。上の図の中から1つ選び、星座名を書け。
(4)地球がCの位置にあるとき、日の出前に南中する星座はどれか。上の図の中から1つ選び、星座名を書け。
(5)地球がAの位置にあるとき、真夜中に東の地平線から昇ってくる星座はどれか。上の図の中から1つ選び、星座名を書け。
(6)いて座が真夜中に西の地平線付近に見えるのは、地球がA~Dのどの位置にあるときか。1つ選び、記号で答えよ。
(7)地球がAからBに公転するとき、真夜中南中していた星座は、真夜中にどの方角の空に見えるようになるか。
【解答・解説】季節の星座の見え方
(1)夏
地球の北極側の地軸が太陽の方向に傾いているので、地球がBの位置にあるときの季節は夏だとわかります。また、地球がBの位置にあるとき、真夜中南の空に夏の星座であるいて座が見えることも夏だと判断する材料になります。
(2)いて座
地球がBの位置にあるとき、真夜中に南の空に見える星座は太陽と反対側にあるいて座になります。
(3)ふたご座
地球がBの位置にあるとき、真夜中に観測できない星座は、太陽と同じ方向にあるふたご座になります。
(4)ふたご座
地球がCの位置にあるとき、日の出前に南中する星座はふたご座になります。おうし座では無いことに注意して下さい。
(5)いて座
地球がAの位置にあるとき、真夜中に東の地平線付近に見える星座はいて座になります。さそり座ではないことに注しましょう。
(6)C
いて座が真夜中に西の地平線付近に見える地球の位置はCになり、季節は秋になります。
(7)西
地球の公転の影響で、動いていない星や星座は、1か月で30°東から西に動いていくように見えます。これを年周運動といいました。
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