【中3理科】速さの計算方法

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速さとは何か。速さの計算方法を学習します。距離と時間から速さを計算できるようになりましょう。

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速さとは

速さ

速さとは、単位時間(1時間や1分、1秒)あたりの物体の移動距離を表したものです。単位時間により、秒速や分速、時速という速さがあります。

  • 時速〔km/h1時間に何km移動したかを表す。
  • 分速〔m/min1分間に何m移動したかを表す。
  • 秒速〔m/s1秒間に何m移動したかを表す。

単位の〔/h〕は1時間に、〔/min〕は1分間に、〔/s〕は1秒間に、ということを表しています。

速さの計算方法

速さの計算は、1時間あたりの移動距離や、1分あたりの移動距離、1秒あたりの移動距離を求めればいいのですから、進んだ距離をかかった時間(時間、分、秒)で割ることで求めることができます。

  • 時速〔km/h〕…km÷時間
  • 分速〔m/min〕…m÷分
  • 秒速〔m/s〕…m÷秒

単位に使われている〔/〕(毎)は、「割り算」という意味があります。なので、単位通りに割り算をするだけで速さの計算ができるのです。見方を変えると、単位をしっかりと確認して速さの計算をしないと、正しい解答にならないことになるのです。

速さの計算ができるかチェック問題

速さの計算が正しくできるか、以下のチェック問題を解いてみてください。

(1)600mの距離を3分間で移動したときの速さは何m/minか。

(2)1.2kmの距離を30秒で移動したときの速さは何m/sか。

(3)3600mの距離を1分12秒で移動したときの速さは何m/sか。

(4)60kmの距離を40分で移動したときの速さは何km/hか。

チェック問題の解答

求められている速さの単位に注意して計算します。

(1)200m/min

m/minなので、m÷分で計算します。
600m÷3分=200m/min

(2)40m/s

m/sなので、m÷秒で計算します。
1.2km=1200m(※1km=1000m)
1200m÷30秒=40m/s

(3)50m/s

m/sなので、m÷sで計算します。
1分12秒=72秒(※1分=60秒)
3600m÷72秒=50m/s

(4)90km/h

km/hなので、km÷時間で計算します。
40分=40/60時間=2/3時間(※60分=60/60時間=1時間)
60km÷2/3時間=90km/h

時間を分に直したり、分を時間に直す練習をしっかりと行っておきましょう。

中3理科
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この記事を書いた人

Exameeでは、理科の記事を担当。中学基礎・基礎学習サイトPikuuの編集長も兼任。普段は、学習塾で理科、高校生物、高校物理、高校地学を担当。丁寧でわかりやすい授業が好評を博する。

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