【高校受験対策国語】国文法の助詞・助動詞の識別問題です。助詞・助動詞は、単独では文節を作れず、常に自立語のあとについている付属語です。助詞・助動詞の識別問題は、高校入試によく出題されますが、その助詞・助動詞の種類は、ある程度決まっているので、対策問題を解いてマスターしておきましょう。
【問題】助詞・助動詞の識別問題
【助詞の識別】次の各文の下線部の言葉と同じ意味・用法のものそれぞれのア~エから選び、記号で答えなさい。
(1)一生懸命頑張ったが、入賞できなかった。
ア:旅行用の大きなかばんが欲しい。
イ:サッカーも好きだが、野球も好きだ。
ウ:大雨だったが、予定どおり出かけた。
エ:私が、この店の責任者です。
(2)山道を登っていくと、中腹に小さな神社があった
ア:僕の意見は、岸田君と同じです。
イ:せっかくの努力も水の泡となってしまった。
ウ:何と雄大な光景だろうと感動した。
エ:振り返ると、そこに父が立っていた。
(3)りんごの実のなる季節になった。
ア:私の走るコースは第五コースです。
イ:歩くのに疲れたので、少し休もう。
ウ:ベランダの植物に水をやる。
エ:明日は休みなので、どこかへ遊びに行こう。
(4)弟は文句ばかり言って、なかなか行動しない。
ア:今、夕食を食べ終えたばかりだ。
イ:彼は、けがばかりしている。
ウ:もう五分ばかり待ってみることにしよう。
エ:会場に割れんばかりの拍手が鳴り響いた。
【助動詞の識別】次の各文の下線部の言葉と同じ意味・用法のものをそれぞれのア~エから選び、記号で答えなさい。
(1)先のとがった鉛筆で字を書く。
ア:この辺りは昔は畑だった。
イ:昨日、友達と本屋に行った。
ウ:彼はちょうど今、帰ったところです。
エ:雨にぬれた道路を車で走る。
(2)この分だと、今夜は雨が降りそうだ。
ア:台風が今夜関東地方に上陸するそうだ。
イ:ここに新しい病院が建つそうだ。
ウ:簡単には問題が解決しそうにない。
エ:その映画は、とてもおもしろいそうだ。
(3)私は、朝は遅くとも七時には起きられる。
ア:入院中の祖父の容態が案じられる。
イ:担任の先生に褒められる。
ウ:校長先生が部活動を見に来られた。
エ:こんなにたくさんは、とても食べられないよ。
(4)牛や馬のような動物を家畜という。
ア:ジュースのようなものが飲みたい。
イ:彼女はまるで子供のような話し方をする。
ウ:妹はもう学校へ行ったようだ。
エ:新しく発売された本が飛ぶように売れた。
(5)明日の試合は、ミスのないようにしようね。
ア:もう家を出ようと思った。
イ:ねえ、もっと食べようよ。
ウ:今、先生が来ようものなら大変だ。
エ:今度、僕が持っていってあげよう。
【解答・解説】助詞・助動詞の識別問題
【助詞の識別】
(1)ウ
(2)エ
(3)ア
(4)イ
【助動詞の識別】
(1)エ
(2)ウ
(3)エ
(4)ア
(5)イ
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