【中2数学】1学期中間テスト対策問題(解答付き)です。新学年がスタートして最初の定期テストが近づいてきましたね!1学期中間テストでは、「単項式・多項式」「式の計算」「式の証明」が中心となります。これらの内容は、今後の数学の学習にも深く関わる重要な単元です。単項式・多項式では、項の整理や計算のルールを正しく理解し、ミスなく計算できるようにしましょう。式の証明では、論理的に考え、適切な式変形を行うことがポイントになります。
この記事では、テストによく出る問題を厳選し、基礎から応用まで対応できる対策問題を用意しました。しっかり復習して、自信を持ってテストに臨みましょう!
学年 | 1学期中間 | 1学期期末 | 2学期中間 | 2学期期末 | 3学期学年末 |
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中2数学 | 今回:多項式・式の証明 | 連立方程式 | 連立文章題・一次関数① | 合同な図形・一次関数② | 図形の証明・確率 |
【問題】1学期中間テスト対策問題(中2数学)
【1】次の➀~➄の( )に適語を入れなさい。
・多項式で数だけの項を( ➀ )という。
・文字の部分が同じである項を( ➁ )という。
・2つの文字を含む1次方程式を( ➂ )方程式という。
・方程式を組にしたものを( ➃ )方程式という。
・文字x,yを含む方程式から、yを含まない方程式を作ることを、yを( ➄ )するという。
【2】次の式をた単項式と多項式を番号でわけ、多項式では番号の後にその項を答えよ。
➀3a+b
➁-xy
➂2ab
➃x2-5x+2
➄-4
【3】次の式の字数を答えよ。
(1)x2y
(2)xy+x-y+1
【4】次の式を計算せよ。
(1)4x+3y-x-5y
(2)-2y2+5y+1+3y2-4y
(3)(2a-1)+(3a+9b)
(4)(x+3y-7)-(6x-2y+3)
(5)3(4a+3y)-2(5a-4y)
(6)(-8x+28y-12)÷(-4)
(7)(-9x2y)÷18x3y2×(-3xy)
【5】x=-1,y=-5のとき、式2(5x-3y)-5(3x-2y)の値を求めよ。
【6】次の式を【 】の中の文字について解け。
(1)3x-4y=12【y】
(2)V=1/3a2h【h】 3分の1aの2乗h
【7】次の問いに答えなさい。
(1)2つの奇数の和が偶数になることを説明しなさい。
(2)連続する3つの偶数の和が6の倍数になることを説明しなさい。
(3)2けたの数の10の位と1の位を入れかえた数ともとの数の差が9の倍数になることを説明しなさい。
(4)4で割ると3余る数と4で割ると1余る数の和が4の倍数になることを説明しなさい。
【解答】1学期中間テスト対策問題(中2数学)の解答
【1】
➀定数項
➁同類項
➂2元1次
➃連立
➄消去
【2】
単項式➁➂➄
多項式
➀3aとb
➃x2と5xと2
【3】
➀3次式
➁2次式
【4】
(1)3x-2y
(2)y2-y-1
(3)5a+8b
(4)-5a-5y-10
(5)2a-17y
(6)2x-7y+3
(7)3/2
【5】-15
【6】
(1)y=3/4x-3 (または、4分の3x-12)
(2)h=3v/a2
【7】
(1)2つの奇数の和が偶数になることを説明しなさい。
m、nを整数とすると、2つの奇数は2n-1、2m-1となる。
和は2n-1+2m-1=2n+2m-2=2(m+n-1)
m+n-1は整数なので、2(m+n-1)は偶数になる。
だから、2つの奇数の和が偶数になる。
(2)連続する3つの偶数の和が6の倍数になることを説明しなさい。
nを自然数とすると、連続する3つの偶数は2n、2n+2、2n+4と表せる。
和は2n+(2n+2)+(2n+4)=6n+6=6(n+1)
n+1は自然数なので、6(n+1)は6の倍数。
だから、連続する3つの偶数の和は6の倍数になる。
(3)2けたの数の10の位と1の位を入れかえた数ともとの数の差が9の倍数になることを説明しなさい。
10の位をm、1の位をnとすると、もとの数は10m+n、
入れかえた数は10n+mと表される。
これらの差は (10m+n)-(10n+m)=9m-9n=9(m-n)
m-nは整数なので、9(m-n)は9の倍数。
だから、2けたの数の10の位と1の位を入れかえた数ともとの数の差は9の倍数になる。
(4)4で割ると3余る数と4で割ると1余る数の和が4の倍数になることを説明しなさい。
m、nを自然数とすると、4で割ると3余る数は4n+3、
4で割ると1余る数は4m+1と表せる。
これらの和は(4n+3)+(4m+1)=4m+4n+4=4(n+m+1)
n+m+1は自然数なので、4(n+m+1)は4の倍数。
だから、4で割ると3余る数と4で割ると1余る数の和が4の倍数になる。
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