【定期テスト対策問題】高気圧と低気圧の問題です。
【問題】高気圧と低気圧の問題
[問題]図は、ある日の日本付近の天気図の一部である。これについて、次の各問いに答えなさい。
(1)図にかかれた、同じ時刻で気圧の等しい地点を結んだ線を何というか。
(2)図中の黒い点・の場所の気圧は何hPaか。
(3)気圧が高い場所と、気圧が低い場所では、どちらの方が天気が悪くなることが多いか。
(4)低気圧付近での空気の動きを正しく表しているものはどれか。ア~エから1つ選び、記号を書け。
【解答・解説】高気圧と低気圧の解答
(1)等圧線
空気の重さによる圧力を「大気圧」もしくは「気圧」といいます。同時刻の気圧が等しい地点を結んだ線を等圧線といいます。
(2)1016hPa
気圧は、低気圧から高気圧に向かって高くなり、高気圧から低気圧に向かって低くなっていく来ます。また、等圧線が引かれる間隔は4hPaごとになっています。したがって、図中の黒点の気圧は1020hPaから、低気圧の中心に向かって4hPaごと低くなるので、1016hPaになります。
(3)気圧が低い場所
まわりと比べて気圧が低い場所を「低気圧」といいます。低気圧の中心付近では、上昇気流が生じており、雲ができやすいです。したがって、気圧が低い場所で天気が悪くなる傾向があります。
(4)イ
高気圧と低気圧での中心付近での空気の流れは次の通りです。
- 高気圧…下降気流・時計回りにふき出す
- 低気圧…上昇気流・反時計回りに吹き込む
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