【定期テスト対策問題】基本的人権です。
【対策問題】基本的人権
【問1】次の基本的人権の説明文を読み、次の問いに答えよ。
日本国憲法では、基本的人権を「侵すことのできない永久の権利」として、生まれながらに持つ権利として自由権、社会権、平等権、参政権、請求権などを認めている。
(1)社会権において、日本国憲法第25条では、「すべて国民は、( ア )で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」とされており、これを( イ )権と呼ぶ。( ア )( イ )に入る適語を入れよ。
(2)参政権において、参政権の1つである選挙権に関する「一票の格差」について「選挙区」「有権者」の語句を使って簡潔に説明せよ。
(3)請求権にあてはまるものを、次から1つ選び、番号で答えよ。
- 自分の職業を自由に選ぶことができ、働いて得た財産を所有したり、使ったりすることができる。
- すべての人は、人権、信条、性別、社会的身分により、差別されない。
- 法律上の争いが生じたとき、裁判により、その争いを解決してもらう。
- 労働者を守るため、団結権、団体交渉権、団体行動権が保証されている。
(4)次の日本国憲法第20条の第1項、第3項の条文の空らんにあてはまる語句をそれぞれ漢字で答えなさい。
- 第1項…(あ)の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる(い)団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。
- 第3項…国及びその機関は、(い)教育その他いかなる(い)的活動もしてはならない。
(5)労働三権のうち、労働組合をつくる権利を何といいますか。 漢字で答えなさい。
【問2】次の問いに答えなさい
(1)法律上、すべての人を平等にとりあつかうという原則を何というか。
(2)1985年制定の雇用の分野における男女差別を禁止した法律を何というか。
(3)自由権を3つに分けた場合、居住・移転・職業選択の自由、財産権の保障にあてはまる自由を何というか。
(4)憲法第25条の「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」を何というか。
(5)国や地方公共団体に対して要望を述べる,憲法第16条の権利を何というか。
(6)私生活をみだりに公開されない権利という意味であったが、近年は、自分の情報を自分で管理する権利という意味も含むようになった人権を何というか。
(7)国や地方公共団体に対して人々が請求すれば,国や地方公共団体が持っている情報を原則として公開するという制度を何というか。
(8)自分の生き方や生活のスタイルを自分自身で決めるという権利を何というか。
(9)医師から治療法について十分な説明を受けた上で、患者が治療法に納得して同意することを何というか。
(10)世界人権宣言を具体化し、法的拘束力を持たせるために、1966年に国際連合で採択された条約を何というか。
(11)社会全体の利益という意味の、人権の限界や制限を示す考え方を何というか。
(12)国民の3つの義務は、子どもに普通教育を受けさせる義務と納税の義務のほか、あともう一つは何か。
【問3】国民としての義務のうち、誤っているものを一つ選び、記号で答えなさい。誤りがなければ 「エ」と答えなさい。
【解答】基本的人権
【問1】
(1) ア 健康 イ 生存
(2)選挙区によって、選出される議員一人あたりの有権者の数に違いがあり、一票の持つ価値が異なること。
(3)3
(4)(あ)信教(い)宗教
(5)団結権 (解説)労働者が労働条件などの意見をまとめるため、労働組合を結成する権利。
【問2】
(1)法の下の平等
(2)男女雇用機会均等法
(3)経済活動の自由
(4)生存権
(5)請願権
(6)プライバシーの権利
(7)情報公開
(8)自己決定権
(9)インフォームド・コンセント
(10)国際人権規約
(11)公共の福祉
(12)勤労の義務
【問3】ア
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