確率の出題パターンとその解き方です。確率は、入試では、ほぼ100%出題されます。都道府県によっては、大問1題を確率で出題されるなど、得点のウエイトが高いところもあるくらい重要は単元の1つですので、しっかり学習していきましょう。確率の出題は、大きく「さいころ」「コイン」「玉」「くじ」「カード」と分けられます。それでは、確率の出題パターンとその解き方をみていきましょう。
確率の出題パターン
パターン | 解き方 |
---|---|
さいころ | 樹形図でも解けるが、「表」がおすすめ |
コイン | 樹形図。場合の数は、2個のとき、4。3個のとき、8のように、2個のとき、場合の数は、2nとなることを覚えておこう。 |
玉 | 樹形図。表し方は、赤1、赤2などとするより、それぞれをa,b,c,dとアルファべットにするといいでしょう。 |
くじ | 玉と同じです。 |
カード | 樹形図を利用しますが、問題に合わせてその形は、同数樹形図と減数樹形図とがある。ポイントは、「同時にひくのか。」「引いたものを一度戻すのか。」を読み取ること。 |
確率とは
ある事象が起こる、または、ある命題が真である、確からしさの度合。
場合の数とは
さいころを何回か振ったときの目の出方などのように、ある事柄の起こり方の総数
和の法則
二つの事柄A、Bがあって、おのおののおこり方がそれぞれm、n通りで、それらがともにおこることがなければ、AかBがおこる場合の数はm+n通りだけある。
積の法則
二つの事柄A、Bがあって、Aのおこり方m通りのおのおのに対してBのおこり方がn通りずつあれば、AとBがこの順序でおこる場合の数はm×n通りになる。
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