【中3数学】2学期中間テスト対策問題(解答付き)です。2学期の中間テストは、中学3年生にとって重要な試験のひとつです。特に今回の範囲である「二次方程式」と「平方根までの復習」は、高校数学にもつながる基礎となる単元のため、しっかりと理解しておくことが大切です。二次方程式では、因数分解や解の公式を使った解き方、文章題の応用などがポイントになります。さらに、平方根の復習では、計算方法や性質を正しく押さえ、計算ミスを防ぐことが得点アップのカギとなります。
この記事では、テストによく出る問題を厳選し、効果的に復習できる対策問題を紹介します。しっかりと練習して、テスト本番での得点アップを目指しましょう!
学年 | 1学期中間 | 1学期期末 | 2学期中間 | 2学期期末 | 3学期学年末 |
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中3数学 | 展開・因数分解 | 平方根・復習 | 今回:二次方程式・復習 | 相似・二次関数② | 三平方の定理・標本調査 |
【問題】2学期中間テスト対策問題(中3数学)
【1】連続した3つの自然数がある。最も小さい数と真ん中の数の和の4倍は、最も大きい数の2乗より12小さくなる。最も小さい自然数をxとして2次方程式をつくり、それを解いて、連続した3つの自然数を求めなさい。
【2】1辺の長さがxcmの正方形がある。この正方形の縦の辺を2cm、横の辺を4cmのばしてできた長方形の面積は、もとの正方形の面積の3倍となった。このとき、xの値を求めなさい。
【3】縦30cm、横24cmの長方形の白い画用紙に、次の図のように縦と横に同じ幅で色をぬると、白い部分の面積がもとの画用紙の面積の3/5(5分の3)倍になった。このとき、色をぬった部分の幅を求めなさい。ただし、色をぬった部分の幅をxcmとして方程式をつくり、答えを求めるまでの過程も書きなさい。
【4】次の図のように、線分OAを1辺とする正方形がある。辺OA上にAB=1cm、AC=2cmとなるように2点B、Cをとり、OAを1辺とする正方形と同じ側に、2つの線分OB、OCを1辺とする正方形をそれぞれつくる。アの部分の面積とイの部分の面積が等しいとき、OCの長さを求めなさい。ただし、用いる文字が何を表すかを示して方程式をつくり、それを解く過程も書きなさい。
【5】次の問いに答えなさい。
(1)連続した3つの自然数がある。その最小の数の平方は、残りの2数の和に等しくなります。最小の数をxとして、式をつくり連続する3つの自然数を求めなさい。ただし、途中の式も書きなさい。
(2)大小3つの数がある。大きい数は小さい数より4大きく、この2つの数の積は、この2つの数の和を5倍した数より4小さい。小さい方の数をxとして、大きい数と小さい数をそれぞれ求めなさい。途中式も書け。
【6】次の問いに答えなさい。
(1)√3(√8-√2)を計算しなさい。
(2)√18÷√3+√54を計算しなさい。
(3)(3-√7)(3+√7)を計算しなさい。
(4)(√3-√2)2を計算しなさい。
(5)(x+1)2=4の方程式を解きなさい。
(6)x2-6x+4=0の方程式を解きなさい。
【7】2次方程式x2-ax+6=0の1つの解が、x=2のとき、aの値を求めよ。
【解答・解説】2学期中間テスト対策問題(中3数学)
【1】真ん中の数はx+1、最も大きい数はx+2だから
{x+(x+1)}×4=(x+2)2-12
(x+2)(x-6)=0
x=-2,6
xは自然数だから、x=6。
よって、求める3つの自然数は6、7、8
<解答>6、7、8
【2】長方形の縦の長さは(x+2)cm、横の長さは(x+4)cmだから
長方形の面積について、(x+2)(x+4)=3x
これを解くと
(x+1)(x-4)=0
x=-1,4
x>0だから
x=4
<解答>4cm
【3】色をぬった部分の幅をxcmとする。
色をぬった部分を端によせると、白い部分は縦が(30-x)cm、横が (24-x) cmの長方形になるから
白い部分の面積について
(30-x) (24-x)=30×24×3/5(5分の3)
これを解くと、
(x-6)(x-48)=0
0<x<24 だから、x=6
<解答>6cm
【4】OCの長さをxcmとすると、
アの部分の面積はx2(cm2)
また、BCの長さは、2-1=1(cm)だから、
イの部分の面積は、
(x+2)2-(x+1)2=2x+3(cm2)
アとイの面積が等しいからx2=2x+3
これを解くと
(x+1)(x-3)=0
x=-1,3
x>0だからx=3
<解答>3cm
【5】
(1)
真ん中の整数をnとすると、連続した3つの自然数は、n-1,n,n+1と表せる。
(n-1)2=n+(n+1)
n2-2n+1=2n+1
n2-4n=0
n(n-4)=0
n=0,4
n>0より、n=0は問題に合わない。
よって、3,4,5
(2)
小さい数をnとすると、大きい数はn+4と表せる。
n(n+4)= 5{n+(n+4)}-4
n2-6n-16=0
(n+2)(n-8)=0
n=-2,8
これは、問題に合う。
よって、
小さい数が-2のとき、大きい数は2
小さい数が8のとき、大きい数は12となる。
【6】
(1)√2
(2)4√6
(3)-4
(4)5-2√6
(5)x=1,-3
(6)x=3±√13
【7】a=5
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