1次関数の式を求める出題パターンとその解法です。定期テストではテスト範囲になっていれば必ず出題されますし、入試でも高い確率で出題されるので、確実にできるようにならないといけません。1次関数の式を求める出題パターンは大きく5つのパターン分かれますのでそれぞれおさえていきましょう。それでは、1次関数の式を求める出題パターンとその解き方をみていきましょう。
1次関数の式を求める出題パターン
No | 出題パターン | 解法 |
---|---|---|
1 | 傾きの値がわかっているとき | a=傾きなのでaに代入。 |
2 | 切片の値がわかっているとき | b=切片なのでbに代入。 |
3 | 変化の割合がわかっているとき | a=変化の割合なのでaに代入。 |
4 | xの増加量やyの増加量があれば、 | a=変化の割合=yの増加量/xの増加量を利用する |
4 | ある直線と平行な直線に式を求めるとき | 平行=傾きが同じなので、aは同じ |
5 | 2点の座標がわかっているとき | それぞれをa,bに代入して連立方程式(代入法) |
6 | 2組のxとyの値が与えられたとき | それぞれをa,bに代入して連立方程式(代入法) |
その他の解き方
「2点の座標がわかっているとき」や「2組のxとyの値が与えられたとき」は、
➊傾きをa=傾き=変化の割合=yの増加量/xの増加量を利用して求める
➋一方の値を代入してb=切片を求めてもよい。
➋一方の値を代入してb=切片を求めてもよい。
という順序で解いていきましょう。
1次関数の式を求める確認問題
- 変化の割合が4、切片が2である1次関数の式を求めよ。
- 直線y=3xと平行で、切片が2である1次関数の式を求めよ。
- xが2増加すると、yが6増加し、切片が2である1次関数の式を求めよ。
- 2点(1,3)、(4,6)を通る直線の式を求めよ。
- 直線y=3x+5と平行で、点(0,2)を通る直線の式を求めよ。
1次関数の式を求めるの解答
- y=4x+2
- y=3x+2
- y=x+2
- y=-4x+5
- y=3x+2
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