高校入試面接でよくされる質問
- 志望理由
- 中学校時代の一番の思い出
- 自己アピール(長所を答える)
- 部活動について
- 将来の進路や夢
- 高校で頑張りたいこと
- 得意教科・不得意教科
面接での志望理由の答え方
面接で必ずと言っていいほど、聞かれる「志望理由」。多くのケースの場合、志望理由書として前もって提出しているかもしれませんが、それでも尋ねられるのが「志望理由」です。それだけ、大事な設問となります。志望理由書と似た内容になるのは当然ですが、面接では、そこに感情を入れることもできますし、志望理由書では書ききれなかった思いまで伝えることができるので、チャンスといえるでしょう。
- (狙い)なぜこの学校を志望した理由から入学意欲や学校を正しく理解しているかを知る
- (対策)志望校の教育方針や、校風・特色を 調べて、理解しておく。
「教育方針・校風・ 特色」「進学実績」「部活動」の観点から述べていくといいでしょう。
志望理由の回答例
<校風を取り入れる>
それで本校の教育方針であ る「自由な校風」が自分にぴったりと思いました。とてもあこがれています。自由には、それと同時に、責任も必要と認識しています。自由と責任のある自立した3年間を貴校では過ごしたい思います。
<進学実績>
高校卒業は、大学の進学を希望している私にとって、貴校の授業カリキュラムに魅力を感じています。そのカリキュラムや先生方の熱心な指導のもと、貴校は、大学への進学実績が優れている思います。私も、合格出来たら、しっかり勉強したいと思っています。
<部活動から>
貴校のサッカー部の活躍を見て、ぜひ入学して、自分の力を試したいと思っていました。小学校時代からサッカーをやっていました。中学最後の大会では、全国大会出場へと貢献できたと思っています。貴校に合格出来たら、入部して早くレギュラーになり、チームに貢献できればと思っています。
具体的に述べる
たとえば、将来看護師になりたいと考える人の例
などのように、具体的に述べていくことが大事になります。
具体的に述べるコツ
具体的に述べるコツは、
- 学校制度(個別相談などで知ったことなどあればgood)
- 学校の施設(HPやパンフレットなどを参考に)
- 学校の雰囲気(オーオンスクールや文化祭・体育祭などで感じたこと)
- 将来の展望(進学やなりたいこと)
志望理由そのものを聞かれているので、具体的にそれをずばり伝えることが大事です。また、さきほどの例であれば、どんな看護師を目指すのかを具体的に伝えると、志望理由がよりわかりやすくなります。もちろん看護師になったら、子どもから老人まで、すべての人の看護に携わらなくてはならないのはだれでもわかっている。しかしながら、伝えるメッセージとしては、あえて「高齢者の手助けになる看護師」としぼりこんで伝えるほうが、アピール力は断然強くなることもあります。
はっきり述べる
たとえ、今は、看護師になる自信がなくてもはっきり述べることが大事です。「私には無理かな…。」なんて心に思っていると、その自信のなさが、表情や声に出てしまい、もごもごといった口調になることは避けましょう。今がどうであれ、決意表明と思い、はっきり言うことが大事です。恥ずかしがらず、しっかり自分をアピールしていきましょう。
志望理由に似た質問例
- 実際にわが校を見てどんな印象をもちましたか?
- ここの学校を選ぶとき誰に相談しましたか?
- オープン見学会には参加しましたか?
- この学校に何を期待しますか?
中学校時代の一番の思い出
ここでも、恥ずかしがる人もいるようですが、そんなことは、言っていられません。思い出をしっかり述べましょう。
<思い出の例>
合唱部のメンバーとしてのボランティア活動の一環で、特別養護老人ホームに慰問に出かけたことです。唱歌に加え、ゆずや、いきものがかりの曲も歌いました。意外にも最近の曲をとても気に入っていただけたようでした。高齢者の皆さんと音楽の趣味を共有できたことが大きな発見になりました。歌のすばらしさを改めて感じることができたのは、一番の思い出です。
この例では、しっかりとした思い出を具体的に述べられていますね。思い出を語っていますが、自己アピールにもなっていますね。合唱部であること、ボランティア活動をしたこと、歌が好きであることなど。また、志望理由で、高齢者に寄り添う看護師になりたいというメッセージを述べていれば、ここでも、高齢者というキーワードがあり、より説得力があるものとなっています。このように、「志望理由」「自己アピール」「高校で頑張りたいこと」なども踏まえて、一貫性のある内容であれば、すごく説得力があるものとなります。
何を得たかも述べる
一歩先をいくものということで、その思い出から「何を得たか」「どう成長したのか」「今後どう生かしたいか」なども踏まえることができるとよりいいものとなるでしょう。
たとえば、一番の思い出が合唱コンクールでの優勝として、それを述べるだけでなく、その合唱コンクールの優勝と通じて、努力することや仲間と頑張る大切を学んだなど踏まえるということです。高校でも、仲間を大切にして、大きな目標を達成したいなどと述べるのもいいでしょう。
部活動に関する質問の答え方
「部活動で一番印象に残っているのはどんなことですか?」「部活動やって、学んだことのはどんなことですか?」など部活についての質問もよく聞かれます。部活動をやってなかった人には、ときどき「なぜ部活動をやらなかったのか?」というような質問もあります。
高校側は、「あなたの物事に対する取り組み方や 努力した点」を知りたいので質問してくるので、自分の体験や感動が人に伝えられるように要点をまとめておく日長があります。
具体的には、「部活での役割」「失敗から学んだこと」「成績」「団結力」などのキーワードを織り交ぜながら述べていきましょう。その中で、部活動を通して、自分にとって何が一番プラスになったかを考えるといいでしょう。
部活動に関する質問の答え方の例
<役割と感動>
部活動の想いでは、サッカー部の3年生、最後の大会のときことです。私はチームのキャプテンとしてをリードしてきましたが、最後の最後で相手のチームに得点を入れられ、負けてしまいした。試合終了のホイッスルまで、集中力を切らさない大切を知ることができました。いいチームメイトに恵まれてよかったです。
<身についたこと>
私はバスケットボール部に入っていました。練習は楽しくまた厳しいものでしたが、3年間続けたことで精神力も身につき、友だちもたくさんできました。高校でも、部活動を通じて多くの仲間を作っていきたいです。
<成果>
私はブラスバンド部に入っていました。 いつも夏に行われるコンクールに向けて、 放課後や夏休み中も、汗を流してきつい練習しました。そんな厳しさを一緒に乗り越えてコンクールにのぞみ金賞をとることができました。その練習と成果は、私たちを強い絆で結びつけています。
部活動に関する質問
- 部活動をやっていて一番つらかったのはどんなことですか?
- 部活動をやっていてよかった と思うのはどんなことですか?
- 本校ではどんな部に入ろうと思いますか?
- 部活動をやっていて一番つらかったのはどんなことですか?
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